奔流川の記念碑/Riverchurn Monument
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この手のカードの例に漏れず、[[戦場]]に干渉ができないのが難点。自分の墓地を肥やすにもライブラリーアウトを狙うにも、1回の[[起動]]で2枚という枚数の少なさからどうしても長期的に[[アドバンテージ]]を取って行く形になるので、対処の余地を与えやすい。 | この手のカードの例に漏れず、[[戦場]]に干渉ができないのが難点。自分の墓地を肥やすにもライブラリーアウトを狙うにも、1回の[[起動]]で2枚という枚数の少なさからどうしても長期的に[[アドバンテージ]]を取って行く形になるので、対処の余地を与えやすい。 | ||
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*{{Gatherer|id=689922}}には[[サブ=スネン/Sab-Sunen]]の頭部をかたどった巨大建造物が描かれており、[[アモンケット]]の[[碑 (アモンケット)|碑]][[サイクル]]の流れを汲んでいることが窺える。 | *{{Gatherer|id=689922}}には[[サブ=スネン/Sab-Sunen]]の頭部をかたどった巨大建造物が描かれており、[[アモンケット]]の[[碑 (アモンケット)|碑]][[サイクル]]の流れを汲んでいることが窺える。 |
2025年2月26日 (水) 23:32時点における版
アーティファクト
(1),(T):望む数のプレイヤーを対象とする。それらのプレイヤーはそれぞれ、カード2枚を切削する。(各プレイヤーはそれぞれ、自分のライブラリーの一番上にあるカード2枚を自分の墓地に置く。)
消尽 ― (2)(青)(青),(T):望む数のプレイヤーを対象とする。それらのプレイヤーはそれぞれ、自分の墓地にあるカードの枚数に等しい枚数のカードを切削する。(消尽能力はそれぞれ1回しか起動できない。)
石臼/Millstoneの系譜に当たる、タップ能力で切削を行うアーティファクト。
有色アーティファクトになってしまったが、原型に比べて起動コストが1マナ軽いほか、切削の対象が任意の数に変化。対戦相手のライブラリー破壊を狙いつつ、同時に自分の墓地を肥やすといった芸当も可能になった。
消尽により、やはり任意の数のプレイヤーにその墓地の枚数に等しいだけの切削を強要できる。デザインとしては地道にライブラリーを削りつつ、十分な枚数が貯まったら消尽で一気に押し込むという流れを想定されているのだろう。もちろんこれによる切削以外でもカードが墓地に落ちればその分だけ威力も底上げされる。登場時のスタンダードにはテリシアの精神壊し/Terisian Mindbreakerしか存在しないが、ライブラリーを半減させる手段と組み合わせると対戦相手のライブラリーが何枚あろうがライブラリーアウトを呼び込める。
この手のカードの例に漏れず、戦場に干渉ができないのが難点。自分の墓地を肥やすにもライブラリーアウトを狙うにも、1回の起動で2枚という枚数の少なさからどうしても長期的にアドバンテージを取って行く形になるので、対処の余地を与えやすい。
リミテッドでは基本的にアンプレイアブル。霊気走破の青いライブラリー破壊はアンコモンかつ最高速度を要求する霊気吸引機/Aether Syphonしかなく、安定した切削手段を確保しにくい。自分のライブラリーを切削して得をするのも難しい。奔流川の記念碑が複数手に入ったときか、よほど守りが堅いデッキが組めたとき以外は採用を避けた方が無難だろう。
- イラストにはサブ=スネン/Sab-Sunenの頭部をかたどった巨大建造物が描かれており、アモンケットの碑サイクルの流れを汲んでいることが窺える。