重厚な世界踏破車/Lumbering Worldwagon
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Aerugo aeruginosa (トーク | 投稿記録) |
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一方、これ自身は[[回避能力]]を持たないので単なる[[頭でっかち]]な[[ファッティ]]になりがち。[[タフネス]]が増えないため攻撃[[誘発型能力]]を利用出来る頃には相討ちになる[[ブロッカー]]を構えられていても不自然はない。[[搭乗]]に必要なパワーが結構大きく、思ったように[[対戦相手]]の[[ライフ]]を削れない状況が発生しやすいのも短所。[[構築]]で採用するのであれば[[投げる]]手段と併用して[[勝利]]に直結するような[[コンボ]]に仕込んでおいたり、[[除去]]を組み合わせてブロッカーを排除しておいたり、単に[[アタッカー]]として殴りながらも1枚で2回使えるマナ加速を活用するなど、用途と活用手段はしっかりと決めておきたいところ。[[サーチ]]できるのは[[基本土地]]だけだが、前述の通り何度もマナ加速に繋ぐのはやや難しいことも鑑みると、[[引く]]リスクも考慮して5~7枚程度入れておけば安定して利用できるだろう。登場直後の時点では主に[[ランプ]]気質の[[デッキ]]に採用されているのが確認できる。 | 一方、これ自身は[[回避能力]]を持たないので単なる[[頭でっかち]]な[[ファッティ]]になりがち。[[タフネス]]が増えないため攻撃[[誘発型能力]]を利用出来る頃には相討ちになる[[ブロッカー]]を構えられていても不自然はない。[[搭乗]]に必要なパワーが結構大きく、思ったように[[対戦相手]]の[[ライフ]]を削れない状況が発生しやすいのも短所。[[構築]]で採用するのであれば[[投げる]]手段と併用して[[勝利]]に直結するような[[コンボ]]に仕込んでおいたり、[[除去]]を組み合わせてブロッカーを排除しておいたり、単に[[アタッカー]]として殴りながらも1枚で2回使えるマナ加速を活用するなど、用途と活用手段はしっかりと決めておきたいところ。[[サーチ]]できるのは[[基本土地]]だけだが、前述の通り何度もマナ加速に繋ぐのはやや難しいことも鑑みると、[[引く]]リスクも考慮して5~7枚程度入れておけば安定して利用できるだろう。登場直後の時点では主に[[ランプ]]気質の[[デッキ]]に採用されているのが確認できる。 | ||
− | + | [[リミテッド]]では極めて優秀な[[ボムレア]]。放置できないカードとして相手に不利な[[ブロック]]や除去・[[コンバットトリック]]の消費を強要しつつ1・2マナ程度の加速をコンスタントに期待できる、ということで3[[ターン]]目に着地させ4ターン目に走らせるだけで大きな有利を取れる。搭乗コストも[[砂丘の危険/Hazard of the Dunes]]や複数の[[小型クリーチャー]]で賄える範疇であり、[[ETB]]の土地加速でこれらを出しやすくなることもあいまって容易に支払える。着地が遅れた場合でも土地加速つきファッティというだけで強力であり、[[偉大なる賜物/Bestow Greatness]]を構えるマナが確保できている状況ならむしろ[[フィニッシャー]]としてより直接勝利に貢献しうる。[[緑]]が強い[[環境]]かつ[[タッチ]]のマナ基盤を整えるのにも役立つため、[[ブースター・ドラフト]]でこれに出会えた際はノータイムで[[ピック]]してよい。 | |
− | + | *[[霊気走破]]の[[バンドル]]の[[プロモーション・カード]]としてイラスト違いのフォイル・[[カード]]が存在する。日本語版のバンドルは未発売なので日本語版は存在しない。 | |
==参考== | ==参考== |
2025年3月25日 (火) 14:36時点における最新版
アーティファクト — 機体(Vehicle)
この機体(Vehicle)のパワーはあなたがコントロールしている土地の数に等しい。
この機体が戦場に出るか攻撃するたび、「あなたのライブラリーから基本土地カード1枚を探し、タップ状態で戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。
搭乗4
ゼンディカーの具現/Zendikar Incarnateのように、パワーのみが自分の土地の数により決定する機体。
戦場に出るか攻撃ごとに不屈の自然/Rampant Growth相当のマナ加速も行う。当然これにより戦場に出した土地もパワーの底上げをする訳で、誘発のタイミングの都合上、最初の攻撃の時点で2回分のマナ加速を行うので打点も高くなりやすい。ソーサリー・タイミングの除去を透かせる機体ならではの長所も、特に全体除去を扱うコントロールデッキに対して有効に働く。
一方、これ自身は回避能力を持たないので単なる頭でっかちなファッティになりがち。タフネスが増えないため攻撃誘発型能力を利用出来る頃には相討ちになるブロッカーを構えられていても不自然はない。搭乗に必要なパワーが結構大きく、思ったように対戦相手のライフを削れない状況が発生しやすいのも短所。構築で採用するのであれば投げる手段と併用して勝利に直結するようなコンボに仕込んでおいたり、除去を組み合わせてブロッカーを排除しておいたり、単にアタッカーとして殴りながらも1枚で2回使えるマナ加速を活用するなど、用途と活用手段はしっかりと決めておきたいところ。サーチできるのは基本土地だけだが、前述の通り何度もマナ加速に繋ぐのはやや難しいことも鑑みると、引くリスクも考慮して5~7枚程度入れておけば安定して利用できるだろう。登場直後の時点では主にランプ気質のデッキに採用されているのが確認できる。
リミテッドでは極めて優秀なボムレア。放置できないカードとして相手に不利なブロックや除去・コンバットトリックの消費を強要しつつ1・2マナ程度の加速をコンスタントに期待できる、ということで3ターン目に着地させ4ターン目に走らせるだけで大きな有利を取れる。搭乗コストも砂丘の危険/Hazard of the Dunesや複数の小型クリーチャーで賄える範疇であり、ETBの土地加速でこれらを出しやすくなることもあいまって容易に支払える。着地が遅れた場合でも土地加速つきファッティというだけで強力であり、偉大なる賜物/Bestow Greatnessを構えるマナが確保できている状況ならむしろフィニッシャーとしてより直接勝利に貢献しうる。緑が強い環境かつタッチのマナ基盤を整えるのにも役立つため、ブースター・ドラフトでこれに出会えた際はノータイムでピックしてよい。
- 霊気走破のバンドルのプロモーション・カードとしてイラスト違いのフォイル・カードが存在する。日本語版のバンドルは未発売なので日本語版は存在しない。