オーラ

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2014年7月5日 (土) 13:14時点におけるブラー (トーク | 投稿記録)による版
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オーラ/Auraは、エンチャント・タイプの1つ。魔法による加護や呪縛を表現している。


Pacifism / 平和な心 (1)(白)
エンチャント — オーラ(Aura)

エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーでは攻撃もブロックもできない。



Curse of Death's Hold / 死の支配の呪い (3)(黒)(黒)
エンチャント — オーラ(Aura) 呪い(Curse)

エンチャント(プレイヤー)
エンチャントされているプレイヤーがコントロールするクリーチャーは-1/-1の修整を受ける。


概要

第9版でのルール変更により登場した。すべての個別エンチャントがこのサブタイプを持ち、第9版より前のカードもオラクルにより同様の変更を受けている。

すべてのオーラはキーワード能力エンチャント(エンチャント能力)」を持ち、呪文として唱える時にエンチャント能力によって規定されたオブジェクトプレイヤー対象に取る必要がある。解決されたオーラ呪文は、そのオブジェクトやプレイヤーについた状態で戦場に出る。オブジェクトやプレイヤーにオーラがついている事は「エンチャントされている/Enchanted」とも表現される。

エンチャント能力の規定に対して不正なオブジェクトやプレイヤーについているオーラは、そのオーナー墓地に置かれる。何にもつけられていないオーラも、同様にそのオーナーの墓地に置かれる。これらは状況起因処理である。

唱える以外の方法によってオーラが戦場に出る場合、エンチャント能力で規定されたオブジェクトやプレイヤーを選び、それについた状態で戦場に出る。この選択は対象をとるものではない。選択できないなら、代わりにそれは元の領域に残る。何らかの理由でスタックにあるオーラがつける先を選べなかった場合、そのオーラは戦場に出る代わりに直接墓地に置かれる。→ エンチャント複製/Copy Enchantment

オーラを、そのオーラ自身につけることはできない。そのオーラはオーナーの墓地に置かれる。クリーチャーであるオーラは、オブジェクトやプレイヤーにつける事はできない。状況起因処理によりそのオーラははずれ、オーナーの墓地に置かれる。これらは状況起因処理である。(CR:303.4d)

エンチャントがオーラのサブタイプを失った場合、状況起因処理により、ついていたオブジェクトからはずれて戦場に残る。(CR:704.5q)

オーラ強化計画

パーマネントにエンチャントするオーラは、そのパーマネントが戦場を離れると墓地に置かれてしまう。そのため、特に自分のパーマネントにつけることを前提とするものは1対2交換になってカード・アドバンテージを失ってしまう場合が多い。また、適切な対象がないと唱えられず、「先置き」したり単体で戦力としたりもできない、など多くの欠点を抱えており、かなり強くない限り使われることは少ない。

このままではあまりに不憫なので、何度か新システム導入による強化が行われてきた。それらを大まかに分類すると

  1. 1対1交換に抑える→エターナルエンチャントドラゴンエンチャント族霊鎧授与手札に戻る起動型能力付与など
  2. コスト・パフォーマンスの向上→CIP能力の付与、「抱擁」カードなど
  3. コンバット・トリック(の結果としてアドバンテージ確保)→インスタントメント
  4. 単体でもクリーチャーとして使えるようにする→リシド、授与

となる。しかしながら、これらの調整計画は成功したとは言いがたく、オーラのパワー調整はまだまだ発展途上である(ほとんどのカードは弱すぎて構築レベルに達せず、少し強くすると怨恨/Rancorのようにオーバーパワーになってしまう)。

これら直接のオーラ強化以外に、オーラを使うことで有利になるカードも強化計画の一環として作られている。(狂暴ウォンバット/Rabid Wombatスランのゴーレム/Thran Golemなど)また、被覆から呪禁キーワード能力が世代交代したのもオーラの強化に寄与していると言えるだろう。実際に呪禁とオーラの組み合わせはトーナメントレベルで活躍しており、成功例と言える。(→呪禁バント

また、エンチャントでなくなってしまっているが、装備品暗号呪文もその成果の1つと言える。

参考

引用:総合ルール 20231117.0


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