魔力の導管/Power Conduit

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Giant Fanの黒枠リメイク版。マナ・コスト、起動コスト共に軽くなっているが、置くことができるのは蓄積カウンターと+1/+1カウンターのみである。

取り除くカウンターは、自分がコントロールするどのパーマネントに乗っているどんなものでもよいので、静寂の命令/Decree of Silenceや累加アップキープを持つカードなどとコンボができる。意外なカードがカウンターを用いたりするので、カウンター一覧で探してみるとよいだろう。

• 中でも、特筆すべきシナジーを持っているのは頑強持ちクリーチャー。-1/-1カウンターを取り除いた上強化したり、別の頑強クリーチャーの-1/-1カウンターを相殺したりできる。
• 霊気の薬瓶/AEther Vialと相性が良い。自分の蓄積カウンターの数の調整ができ、相手の薬瓶に対して蓄積カウンターを乗せることで対戦相手のプランを邪魔することもできる。
• 自分がコントロールするパーマネントの上のカウンターしか取り除けないことに注意。例えば、プレイヤーが持つ毒カウンターや追放領域のカードが持つカウンター（待機持ちの時間カウンター、アーテイのおせっかい/Ertai's Meddlingの遅延カウンターなど）は取り除けない。

• うっかり忘れてしまうことがあるが、蓄積カウンターが乗せられるのはアーティファクトのみである。ミラディンの核/Mirrodin's Coreや氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridgeにはそのままでは乗せられない（もちろん、この能力のコストとしてカウンターを取り除くことはできる）。マイコシンスの格子/Mycosynth Latticeでアーティファクト化するなどの準備が必要である。
  • 日本語版の貯蔵ランドに書かれている「蓄積カウンター」はすべて「貯蔵カウンター」に訂正されているので、この方法で蓄積カウンターを乗せても意味はない。

参考

• カード個別評価：ミラディン - アンコモン