エルドラージの壊滅させるもの/Eldrazi Devastator
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高タフネスで相打ちを取りづらく、チャンプブロックも効果が薄いため、信頼できるアタッカー。8マナという重さはあるが、リミテッドでは相応に強力なフィニッシャーとして活躍する。コモンなので入手しやすい点も嬉しい。
Pauperではウラモグの破壊者/Ulamog's Crusherを一方的に葬れるサイズだが、あくまでフレンチ・バニラという事で、継続的にアドバンテージを取れる能力の壁はやはり厚い。
- サイの暴走/Crash of Rhinosと甲鱗のワーム/Scaled Wurmの上位互換。
- コモンでは歴代最高のタフネスを持つカードの一枚で(ウラモグの破壊者/Ulamog's Crusher、朽ちゆくマストドン/Rotting Mastodonの8から更新)、イクサランで古代ブロントドン/Ancient Brontodonが登場するまでは最大のP/Tを記録していた。
- 性能云々よりも、独特な存在感を放つ日本語版フレーバーテキストが取り沙汰される事の多い一枚。内容(原文)そのものは「勝敗を決するあらゆる要素でより優れる側があり、それこそがエルドラージが勝利を収める理由だ」と述べた、論理的にも発言者の立場的にもまったく妥当なものである……のだが、末文の翻訳に一転くだけた接続詞を用いたせいで投げやり感や脱力感を覚えるプレイヤーが続出し、発表早々から妙な人気を博す事となった。
"No matter how big your champion, theirs is bigger. No matter how great your numbers, theirs are greater. No matter how voracious your appetite, they are hungrier. That is why the Eldrazi will win."― Kalitas, thrall of Ulamog
「お前らの英雄がどれほど大きくともあちらの方がより大きい。お前らの仲間がどれほど多くともあちらの方がより多い。お前らの食欲がどれほどあろうともあちらの方がより貪欲だ。そういうわけで、エルドラージが勝つのだ。」