忍び寄る虎/Stalking Tiger
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ブロック制限能力を持つクリーチャー。「逆威迫」とでも言うべき能力で、複数クリーチャーによるブロックを許さない。
クリーチャーとの戦闘が1対1になるので、対戦相手が戦闘でこれを倒すにはこれとサイズが互角以上のクリーチャーが必要になる。3/3自体はそれほど珍しくもないが、小型クリーチャー複数との相討ちが防げる点は便利。
構築では4マナ3/3バニラと大して変わらないので使われることはなかった。
- 初出時のクリーチャー・タイプは虎であったが、Magic Onlineでのミラージュのリリースに伴う2005年9月のオラクル更新で猫に変更された(虎はのちに廃止)。
- 開発部はこの能力をカード名にちなみ、「忍び寄り/Stalking」と呼んでいる[1]。
関連カード
主な亜種
「2体以上のクリーチャーによってはブロックされない」能力を持つクリーチャー。この能力は色の役割では主に緑の能力とされている。以下のカードは特に記述がない場合緑単色である。同様の効果を与えるクリーチャーでないカードは地元の利/Familiar Groundを参照。
- 突進するサイ/Charging Rhino - 5マナダブルシンボル4/4。忍び寄る虎の上位種。(テンペスト)
- 鉄の蹄の雄牛/Ironhoof Ox - 突進するサイの同型再版。(ポータル・セカンドエイジ)
- ケッシグをうろつくもの/Kessig Prowler - 第1面だけでは1マナ2/1バニラだが、5マナ払うと突進するサイと同等の第2面へ変身する起動型能力を持つ両面カード。(異界月)
- ノーウッドの騎手/Norwood Riders - 忍び寄る虎の同型再版。(ポータル・セカンドエイジ)
- 蜀の将軍 黄忠/Huang Zhong, Shu General - 白の伝説のクリーチャー。4マナダブルシンボル2/3。(ポータル三国志)
- 優柔不断なる君主 袁紹/Yuan Shao, the Indecisive - 赤の伝説のクリーチャー。5マナシングルシンボル2/3馬術。あなたがコントロールする各クリーチャーが同じ効果を受ける。(ポータル三国志)
- 戦線クルショク/Battlefront Krushok - 5マナシングルシンボル3/4。自身と、あなたがコントロールする+1/+1カウンターが置かれた各クリーチャーが同じ効果を受ける。(運命再編)
- クローサのむさぼり獣/Krosan Vorine - 4マナシングルシンボル3/2。挑発も持つ。(レギオン)
- ナカティルの戦群れ/Nacatl War-Pride - 6マナトリプルシンボル3/3。ブロック強制と、攻撃誘発で防御プレイヤーのクリーチャーと同数の自身のコピー・トークンを出す能力も持つ。(未来予知)
- 辺境地の巨人/Outland Colossus - 5マナダブルシンボル6/6。高名6も持つ。(マジック・オリジン)
- 逆毛の猪/Bristling Boar - 4/3の上位互換。(基本セット2019)
- 飢餓ハイドラ/Hungering Hydra - (X)(緑)で+1/+1カウンターがX個置かれて出る。ダメージを受けるたびに同数の+1/+1カウンターを置く。(基本セット2019)
- 活胞子ワーム/Vigorspore Wurm - 6マナ6/4。ETB能力で+X/+Xの修整と警戒の付与を行う。Xはあなたの墓地にあるクリーチャー・カードの枚数。(ラヴニカのギルド)
1体しかブロックに参加させられなくするクリーチャー
- 沈黙の調停者/Silent Arbiter - 4マナ1/5のアーティファクト・クリーチャー。各プレイヤーともに攻撃にもブロックにも1体しか参加させられない。(フィフス・ドーン)
- ウェザーライトの決闘者、ミリー/Mirri, Weatherlight Duelist - 緑白の伝説のクリーチャー。3マナ3/2先制攻撃。これが攻撃している限り対戦相手は1体しかブロックに参加させられず、これがタップ状態である限りあなたを1体でしか攻撃できない。(統率者2017)