悲惨な群れ/Wretched Throng
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クリーチャー — ゾンビ(Zombie) ホラー(Horror)
悲惨な群れが死亡したとき、あなたは「あなたのライブラリーから《悲惨な群れ/Wretched Throng》という名前のカード1枚を探し、公開し、あなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。
2/1スカイシュラウドの歩哨/Skyshroud Sentinelに似た、同名のクリーチャーをサーチするゾンビ・ホラー。
サーチのタイミングがゾンビらしく死亡誘発のため、戦場に出た時点でアドバンテージを得ることはできなくなっている。サーチできるのは軍団の天使/Legion Angel同様に1枚だけなので、最初の1体からそのまま大量展開という使い方はできない。そのぶん2マナ2/1とこの手のクリーチャーとしては比較的マナレシオが良好かつ軽量で、とりあえず4枚積んでおき、起点となる1枚を唱えやすくなっている。
コモンなのでリミテッドでも2~3枚のピックが狙え、単独でもそこそこの性能を持ち青黒のメカニズムである濫用とも好相性。ライブラリーに同名カードがなくても、それを分からない対戦相手が相討ちなどを渋ってくれやすいため1枚のみの投入も許容できる。ゾンビ中心のデッキを組もうとしている場合は優先度を上げておくとよい。
戦場においてはバニラ同然だが息切れを防止できるのみでなく、ローテーション時期の同じイニストラード:真夜中の狩りにおいてもゾンビが主要部族のひとつであることから、多彩なカードとのシナジーが期待できる。ゾンビ以外の生け贄に捧げるコストとの相性も良く、特に継続的な生け贄を求める戦慄宴の悪魔/Dreadfeast Demonなどの餌として高性能。
過去の類似カードの実績を考えると、構築においてもゾンビデッキを中心として活躍の場はあるはず。ただしタフネスは1しかなく、棘平原の危険/Spikefield Hazardをはじめとする有用な追放除去に弱い点には留意が必要。サクり台と合わせるなどの工夫をしておくとより盤石。
- 同様の、自身と同名のカードをサーチするカードについては戦隊の鷹/Squadron Hawk#関連カードを参照。
- 日本語版のフレイバーテキストでは"Oh no."を全て異なる表現で訳し分けている。
"Oh no. Oh no. Oh no. Oh no, again!"― Beltstad, cathar recruit, last words
「そんな。嫌だ。なんで。嘘だろ、またかよ!」― 聖戦士の新兵、ベルトスタッドの最後の言葉