プレインズウォーカー、ウルザ/Urza, Planeswalker
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〔白/青〕 伝説のプレインズウォーカー — ウルザ(Urza)
プレインズウォーカー、ウルザの忠誠度能力を各ターン1回ではなく2回起動してもよい。
[+2]:このターン、あなたがアーティファクトやインスタントやソーサリーである呪文を唱えるためのコストは(2)少なくなる。あなたは2点のライフを得る。
[+1]:カード2枚を引く。その後、カード1枚を捨てる。
[0]:無色の1/1の兵士(Soldier)アーティファクト・クリーチャー・トークン2体を生成する。
[-3]:土地でないパーマネント1つを対象とする。それを追放する。
[-10]:ターン終了時まで、あなたがコントロールしているすべてのアーティファクトやプレインズウォーカーは破壊不能を得る。土地でないすべてのパーマネントを破壊する。
ついに黒枠でカード化されたプレインズウォーカーのウルザ。マイトストーンとウィークストーン/The Mightstone and Weakstoneと護国卿、ウルザ/Urza, Lord Protectorが合体する。
- +2能力
- 起動したターン、アーティファクトやインスタントやソーサリーを2マナ軽くし、ライフを2点得る効果。
- 直接的なアドバンテージは得られないものの、忠誠度の上昇が大きいのに加えライフを得られるので延命力は高い。連続で起動することで4マナまで減少するので、色マナを使わないカードならそこそこの重さでもウルザが戦場に出たターンにタダ出しすることもできる。その上2回起動すれば次のターンには奥義につながるので、見かけ以上に利用価値の高い能力といえる。
- 護国卿、ウルザの能力の強化版だが、対戦相手のターン~自ターンのドロー・ステップまではコストを減少できなくなったので上位互換ではない。これを守るために打ち消しなどのインスタントを構えたい場合は注意。
- +1能力
- 目録/Catalog。
- シンプルにハンド・アドバンテージを稼げ、手札の質を大きく上げることができる。+2能力でコスト減少させたいカードを引き込むのにも役に立つ。
- 1枚捨てるのはメリットにもデメリットにもなり得る。目録と同じように、墓地利用の手段がカードプールに多くなるほど評価が上がるだろう。
- ±0能力
- 霊気装置の展示/Servo Exhibition相当のトークン生成。
- 忠誠度は上がらないものの、アーティファクト・クリーチャーを用意することで身を守るのにも攻め込むのにも使える能力。他の+能力と併用することでブロッカーを出しつつ奥義を準備することもでき、押されている状況でも役に立つ。1ターンに最大4つのパーマネントを増やせるため、兵士やアーティファクトの数を参照するカードとのシナジーも狙える。
- -3能力
- 完全なる終わり/Utter End。
- 戦場に出て即座に使える点、蘇生などのリアニメイトや破壊不能にも対応できる点で、-10能力と住み分けできている。忠誠度消費はやや大きいものの、他の+能力で忠誠度を稼ぎやすいため見かけより使いやすい。
- -10能力
- 土地でないすべてのパーマネントを破壊するが、あなたがコントロールしているすべてのアーティファクトやプレインズウォーカーは破壊不能で守ることができる。
- 最低でもウルザ自身と±0能力で生成したトークンを残しつつ、一方的にリセットを放てるのは強力。+2能力を2回起動していれば、戦場に出た次のターンにはウルザ自身の忠誠度を残したうえで起動できる点も長所といえる。合体プレインズウォーカーにふさわしい派手な奥義と言え、基本的にはこの能力を目指して運用することになるだろう。
ひとつひとつの能力を見ると重さのわりに控えめな印象があるものの、それを1ターンに2回起動できる点により非常に融通の利くプレインズウォーカーとなっている。能力そのものも汎用性が高いものがそろっており、苦労して戦場に出したはいいが何もすることがない、ということはまず起きないだろう。総じてコントロールデッキ向けの性能であり、手間のかかる合体カードであることも、長期戦を見据えた構築に向いている。
関連カード
- 合体元
- ウルザ
- 最高工匠卿、ウルザ/Urza, Lord High Artificer
- パワーストーンの神童、ウルザ/Urza, Powerstone Prodigy
- クルーグ公、ウルザ/Urza, Prince of Kroog
- 護国卿、ウルザ/Urza, Lord Protector - プレインズウォーカー、ウルザ/Urza, Planeswalker
- 工匠の主任、ウルザ/Urza, Chief Artificer
- アカデミーの頭、ウルザ/Urza, Academy Headmaster(アン・カード)
サイクル
兄弟戦争のウルザ/Urzaとミシュラ/Mishraを描いた垂直サイクル。コモン以外の各レアリティに存在し、神話レアは合体カードでもある。
- パワーストーンの神童、ウルザ/Urza, Powerstone Prodigy(アンコモン)
- クルーグ公、ウルザ/Urza, Prince of Kroog(レア)
- 護国卿、ウルザ/Urza, Lord Protector - プレインズウォーカー、ウルザ/Urza, Planeswalker(神話レア)
- 採掘の神童、ミシュラ/Mishra, Excavation Prodigy(アンコモン)
- マク・ファワを手懐ける者、ミシュラ/Mishra, Tamer of Mak Fawa(レア)
- ギックスに拾われし者、ミシュラ/Mishra, Claimed by Gix - ファイレクシアに下りし者、ミシュラ/Mishra, Lost to Phyrexia(神話レア)
ストーリー
ゴーゴスの酒杯/Golgothian Sylexの力を解き放ったウルザ/Urza。その時、彼の両目にマイトストーン/Mightstoneとウィークストーン/Weakstoneが収まり、ウルザは神のごとき存在へと覚醒した――プレインズウォーカー/Planeswalkerに。
詳細はウルザ/Urzaを参照。