潜伏工作員/Sleeper Agent
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なんとも風変わりなクリーチャー。デメリットのあるパーマネントを寄付/Donateで対戦相手に押し付けたりするのはよくあるが、これは自己完結してしまっている。
さて、対戦相手に毎ターン2点ダメージが与えられるとはいえ、これを野放しにすれば自分は毎ターン3点のダメージを受けてしまうため、あまり意味が無い。しかも除去してしまっては元も子もないわけで、戦場に残したまま無効化する必要がある。
白には比較的相性の良いカードが多い。黒の防御円/Circle of Protection: Blackで軽減したり、平和な心/Pacifismで戦闘参加を阻止したり。プロテクション(黒)を持つクリーチャーでブロックし続けてもよい。そしておそらく最も有効なのが魂の絆/Spirit Link。自動的にライフを得られるようになるので、ダメージレースでかなり有利。次元の混乱で登場した吸血の絆/Vampiric Linkなら色まで一致しているので、なお有効。対戦相手の色次第では精油の壁/Wall of Essenceや魂の壁/Wall of Soulsでも良い。特に魂の壁は黒単色デッキで使えるため、非常に相性が良い。
- カードのデザインを考えれば間違えることはないと思われるが、ダメージを受けるのはコントローラーである。これを出したプレイヤーではない。
- ドルイドの誓い/Oath of Druidsの利用条件を揃えるために使えないこともない。一概には言えないが、現在では禁忌の果樹園/Forbidden Orchardを用いた方が有用。
- イラストに描かれているのはザンチャ/Xantcha。
- 2021年6月のオラクル変更でクリーチャー・タイプにファイレクシアンが追加された。