変わり谷/Mutavault
提供:MTG Wiki
能力の起動コスト、クリーチャー化したときのサイズはミシュラの工廠と全く同じ。元祖は組立作業員だったが、こちらは全てのクリーチャー・タイプを持つ代わりに、自身や同族を強化するタップ能力は持たない。そのため、本家のように3/3のブロッカーとして使うことはできないが、多くの部族カードと相性が良いという利点がある。
第10版に収録されているミシュラランドはタップインであるが、こちらにはその弱点がない。もちろん場に出したターンは召喚酔いの影響を受けるため、即クリーチャー化して攻撃ということは出来ないので注意。
登場時以降スタンダードでは、元祖ミシュラランドであるミシュラの工廠同様、多くのデッキで採用され活躍している。特にこの時期のスタンダードは、2色系の土地が優秀であり、多色のデッキでさえも4枚積みが往々にして行われている。フェアリーデッキなどの部族デッキでは、全てのクリーチャー・タイプを持つことも重要な要素。
エクステンデッドでも見かける機会は少なくない。エターナルでは本家ミシュラの工廠が存在するためそれほど見かけないが、カウンタースリヴァーのような部族デッキでは採用されることもある。
- イラストがあまり谷には見えない。「変わり種」をシャレた日本語訳のためであろう。