狂気の残骸/Wrack with Madness
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赤くなった切苦の影/Kiku's Shadow。シングルシンボルになったが点数で見たマナ・コストは2倍になっている(あるいは、赤になったら1マナ重くなった悔恨/Repentance)。
たいていのクリーチャーはP/Tがそれぞれ同じ数字であるので、これで除去できるクリーチャーは数多い。もっとも、小物を狙うならもっと軽い火力を使ったほうが取り回しが利いて便利だろうから、赤の苦手とするファッティを狙っていきたいところ。電撃破/Lightning Blast水準で4/4以上のサイズを焼ければ上々だろう。
主な出番はリミテッド。性質上、壁をどかす攻めの手段というより、アタッカー排除に使う守りの除去である。
1.カラーパイと呼ばれる色の役割分担の中で、この効果が刷られる度に白→黒→赤と所属する色を“落ち着き無く”転々と移動してきたこと。(※カラーパイを3色も変えてきた効果の例は希) 2.マナ・コストも(シングルシンボルやダブルシンボルの違いがあるとはいえ、)刷られるたびに3→2→4とこちらもまた“落ち着き無く”変化していること。 3.相手依存の不確定除去ゆえ、その時々の状況によって効果や評価が“落ち着き無く”変動すること。