狂気の残骸/Wrack with Madness
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クリーチャーに自分自身を殴らせるかのような単体除去。同効果の呪文は悔恨/Repentance、切苦の影/Kiku's Shadowと来て3枚目だが、これは先輩たちに比べて一番重い4マナ。
たいていのクリーチャーはP/Tがそれぞれ同じ数字であるので、これで除去できるクリーチャーは数多い。もっとも、小物を狙うならもっと軽い火力を使ったほうが取り回しが利いて便利だろうから、赤の苦手とするファッティを狙っていきたいところ。電撃破/Lightning Blast水準で4/4以上のサイズを焼ければ上々だろう。
主な出番はリミテッド。性質上、壁をどかす攻めの手段というより、アタッカー排除に使う守りの除去である。
- ファイレクシアの抹消者/Phyrexian Obliterator対策として使われることがある。ダメージの発生源は抹消者自身なので、抹消者を除去しつつパーマネントを5つも墓地送りにできるため。ただし優秀な除去が多い環境柄、よほどピンポイントにメタるつもりでなければ、ほかの除去を優先したほうが効率がいいだろう。
- 真木孝一郎氏は自身が執筆した闇の隆盛公式ハンドブックにおいて、「落ち着きの悪い単体除去呪文」というコメントをしている。以下はその3つの理由。
- イニストラードを覆う影にて、マナ・コストはそのままにインスタントになった上位互換の内面の葛藤/Inner Struggleが登場。