倍増の季節/Doubling Season

提供:MTG Wiki

1970年1月1日 (木) 09:00時点における (トーク)による版
(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
移動: 案内, 検索

Doubling Season / 倍増の季節 (4)(緑)
エンチャント

いずれかの効果があなたのコントロール下で1個以上のトークンを生成する場合、代わりにそれはその2倍の数を生成する。
いずれかの効果があなたがコントロールするパーマネントの上に1個以上のカウンターを置く場合、代わりにそれはその2倍の数をそのパーマネントの上に置く。


カードに時々登場する、豪快な「倍出し」カード。 「共有」の緑にしては珍しく、影響を受けるのは自分だけである。 トークンだけでなく、ありとあらゆるカウンターを倍出すため、が凄い事になる。

また、「カウンターを置いた状態で場に出る」カードも影響を受ける。 従って消散接合烈日など、同ブロック内では狂喜移植持ちなどのカードとも相性が良い。 特に元から高性能なものが多い消散や、継続してカウンターを乗せ替えられる接合などとの組み合わせは強力。 リミテッドでは上記2つの他に、トークンを多用するセレズニアオルゾフと組んでもいい。

その他、スパイク魔力の導管/Power Conduitなどカウンター自体をやりとりするカード、ファンガス落とし子の穴/Spawning Pitなどカウンターとトークンを併用するカードとのコンボは面白い。 強力なコンボとしては、

1個取り除いてトークンを出すと13/13の苗木2体が場へ。もう1個取り除くと12/12が4体。 7個取り除いて14体のトークンを出した場合に、P/Tの合計値が最大の98/98となる。

  • ダークスティールの反応炉/Darksteel Reactor地核搾り/Coretapper解体作業/Dismantle
    • まず地核搾りの2種の起動型能力を反応炉に使って蓄積カウンター6個。その後解体作業を撃つと、反応炉は破壊されず、6個の蓄積カウンターも残ったまま、その2倍である12個のカウンターを置くことができる。結果的に蓄積カウンターは6個から3倍増の18個となり(倍増の季節がなければ、この手順では合計6個しか乗せられない)、次のターンにアップキープで2個乗せて勝利となる。
    • 反応炉に蓄積カウンターが1個乗っている状態で始めれば、地核搾りと解体作業を撃った時点で21個になってゲームセット。

などが考えられる。

「移す」の定義に「カウンターを置く」ことが含まれているため。→移植

累加アップキープコスト支払いは困難になるだろう。

机上の空論だが、相手もこの8枚を使っていたとして、押収/Confiscateなどを使ってそれらのコントロールを奪って計16枚をコントロールすると、65536倍。

    • もしもこのカードがプレイヤー全員に影響するものだったならば、上記の倍倍ゲームはもう少し簡単に発生する。自分にしか影響しないのは、そういった状況の発生を抑えようという意図なのかも知れない。
    • クリーチャー化した上でコピー・トークンの作成を繰り返したりすれば、混沌の領域へまっしぐら。
  • アーテイのおせっかい/Ertai's Meddling待機で待たされるターン数に影響はない。取り除かれているカードはパーマネントではない。

また、同様に毒カウンターも2倍にはならない。

カウンターを置くことが効果ではなくコストだからである。


参考

MOBILE