幻視の魔除け/Vision Charm
提供:MTG Wiki
Vision Charm / 幻視の魔除け (青)
インスタント
インスタント
以下から1つを選ぶ。
・プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを4枚切削する。
・土地タイプと基本土地タイプを1つ選ぶ。ターン終了時まで、最初に選ばれたタイプの各土地は、二番目に選ばれたタイプになる。
・アーティファクト1つを対象とする。それはフェイズ・アウトする。(それがフェイズ・アウトしている間、それはそれが存在しないかのように扱う。それはあなたの次のアンタップ・ステップの間であなたがアンタップする前にフェイズ・インする。)
1番目のモードは、ライブラリー破壊。各種教示者への対策や墓地リソースの補充としても使える。
2番目のモードは、土地タイプを変更する。沸騰/Boilなど、基本土地タイプを狙い撃ちにする色対策カードに対する対策として使える。
- 土地から生み出される色マナの色を変えてしまう事ができるので、単色デッキ相手に1ターンだけ色マナを封じるとか、自分の土地から出るマナの色を変えるなどトリッキーに働く。これを利用し、「島」を「沼」にすると宣言し、デッキに1枚挿しされた生命吸収/Drain Lifeで相手を吸い殺す事があった。
- 以前は、「すべての土地はそのカード名と同じ名前の土地タイプを持つ」というルールがあった。そのため各種基本でない土地も2番目のモードで基本土地タイプに変える事ができた。現在は土地タイプを持つ土地にしか干渉することはできないが、代わりにウルザの/Urza'sを持つ土地をまとめて変えることができる。土地タイプの項も参照。
- 当時の青のパーミッションデッキの主力である鋼のゴーレム/Steel Golemを戦場から退避させて、除去から保護したり、一時的にデメリットを無視したりした。
- 一部のアーティファクトは、これにより使い回しができる。例えばネビニラルの円盤/Nevinyrral's Diskは、自身の破壊がコストではなく効果の一部なので、能力を起動し解決前にフェイズ・アウトさせれば戦場に残る。
- 対戦相手のアーティファクトを対象にして妨害することも可能。実際、アジア太平洋選手権98にて、アップキープに魔力の櫃/Mana Vaultをフェイズ・アウトさせてパンデモノートコンボの成立を1ターンだけ遅らせ、それを元に対戦相手を投了に追い込むというプレイングがあった。
- ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian DreadnoughtのCIP能力を踏み倒すのに利用することも可能(→スタイフルノート)。CIP能力がスタックに乗ったのに対応して幻視の魔除けを唱え、ドレッドノートをフェイズ・アウトさせればよい。
コモンなのでPauperでも使用可能である。ライブラリーアウト狙いの青系コントロールでなら1番目のモードはダメ押しになるし、自分に打てば思考掃き/Thought Scourや留意/Mental Noteと違いアドバンテージを失ってしまうが1発でスゥルタイのゴミあさり/Sultai Scavengerの探査分を貯めることが出来る。またアーティファクト・土地を使うデッキも多いため、3番目のモードで一時的なマナ拘束も出来る。しかし何と言っても強いのは2番目のモードだろう。ウルザトロン相手に「ウルザの」を指定して基本土地に書き換えてしまえば1ターンの間ほぼ何もさせなくすることが出来る。
関連カード
サイクル
- 希望の魔除け/Hope Charm
- 幻視の魔除け/Vision Charm
- 葬送の魔除け/Funeral Charm
- かまどの魔除け/Hearth Charm
- エメラルドの魔除け/Emerald Charm