水銀の精霊/Quicksilver Elemental
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Quicksilver Elemental / 水銀の精霊 (3)(青)(青)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental)
(青):クリーチャー1体を対象とする。水銀の精霊はターン終了時まで、それが持つすべての起動型能力を得る。(そのクリーチャーの名前を使う能力がある場合、代わりにこのクリーチャーの名前を使う。)
あなたは水銀の精霊の能力の起動コストを支払うのに、青マナがどの色マナでもあるかのように支払ってよい。
変わった起動型能力を持つクリーチャーが登場するとしばしば話題に上り、クリーチャーでなくてもクリーチャー化した上で使う方法が検討される。しかし、そのパーマネントが戦場にいなければならない、というのがネックで、話題になるばかりで実際に構築で活躍することは少ない。
リミテッドではタッパーやティムなど、強力なシステムクリーチャーの起動型能力を対戦相手のものも含めて得られるので、戦場に出ているクリーチャー次第な面はあるものの強力。特にトゲ撃ちゴブリン/Spikeshot Goblinなどのパワーを参照する起動型能力との相性は抜群。
ルール
- 1つ目の起動型能力は、種類別第6種の能力追加効果であり、第3種の文章変更効果ではない。
- 文章中にそのオブジェクト自身のカード名が書かれている場合、それを「水銀の精霊」と読みかえる(→CR:201.4b)。
- 1ターンに複数回起動すれば、複数のクリーチャーの起動型能力を得ることができる。ただし、関連している能力には注意。
- 刻印がキーワード能力であった頃は、起動型の刻印によってカードを追放すれば、それは水銀の精霊によって「刻印された」ことになっていた。これを利用してクリーチャー化した等時の王笏/Isochron Scepterの能力を使って点数で見たマナ・コストが3以上のインスタント・カードも唱えられた。現在では、これらは関連している能力になっているので不可能である。
- プレインズウォーカーをクリーチャー化して忠誠度能力を得ても、1ターンに複数回起動することはできない。
- かつて忠誠度能力は、プレインズウォーカー以外が持つ場合は起動制限を持たなかった。そのため、忠誠度能力を得たら無限に起動することができた。
- この能力は起動型能力を与えたり失わせたりする効果に依存する。起動型能力を与える装備品を装備したクリーチャーやLv系カードを対象に能力を使えば、タイムスタンプにかかわらず増えた起動型能力を得る事が出来る。
- レオニンのボーラ/Leonin Bolaのような「自身をはずすこと」を起動コストとする起動型能力を与える装備品を装備しているクリーチャーを対象に起動した場合、その能力を、その装備品をはずすことにより起動できる。
- これに詐欺の壁/Wall of Deceitのような「裏向きになる」起動型能力を与えて裏向きにすることができるが、これ自身は変異を持っていないので通常は表向きに戻れない。
- これに一部の反転カードの起動型能力を与えて反転させることはできるが、これ自身は反転カードではないので、位相が変化する以外の意味は特にない。
- これに一部の両面カードの「変身する」起動型能力を与えることはできるが、これ自身は両面カードではないので変身できない。
関連カード
他のカードの起動型能力を得るカード
- クラージ実験体/Experiment Kraj - +1/+1カウンターが置かれているクリーチャーの起動型能力を持つ。
- 技を借りる者/Skill Borrower - あなたのライブラリーの一番上のアーティファクトかクリーチャー・カードの起動型能力を持つ。
- 壊死のウーズ/Necrotic Ooze - 墓地にあるクリーチャー・カードの起動型能力を持つ。
- マイアの溶接工/Myr Welder - 墓地から追放したアーティファクト・カードの起動型能力を持つ。
- ヘイヴングルの死者/Havengul Lich - 墓地から唱えたクリーチャー・カードの起動型能力を持つ。
- 闇の詐称者/Dark Impostor - 追放したクリーチャー・カードの起動型能力を持つ。