移し変え効果
提供:MTG Wiki
移し変え効果/Redirection Effectとは、置換効果の一種。移し替えとも。
Palisade Giant / 矢来の巨人 (4)(白)(白)
クリーチャー — 巨人(Giant) 兵士(Soldier)
クリーチャー — 巨人(Giant) 兵士(Soldier)
あなたやあなたがコントロールする他のパーマネントに与えられるすべてのダメージは、代わりに矢来の巨人に与えられる。
2/7目次 |
解説
ダメージが前者(クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤー)に与えられる場合、代わりに後者へ与えるという効果がある。これは置換効果によって処理される。置換効果も参照。
前者と後者のいずれかが戦場やゲームを離れていたり、ダメージを与えられることのないパーマネント・タイプになっていた場合、何も起こらない。
旧ルール
移し変え
かつてコーのダメージ移し変え能力などは、「移し変える」というテンプレートを使用していた。「移し変え」は廃語になり、置換効果の一種である「移し変え効果」によって処理されることとなった。
プレインズウォーカーへのダメージの移し変えルール
2007年10月のローウィンにてプレインズウォーカー (カード・タイプ)が登場して以来、2018年4月のドミナリア発売に伴って総合ルールが変更されるまで、以下のルールがあった。プレインズウォーカー (カード・タイプ)#旧ルールも参照。
- プレインズウォーカーをコントロールしているプレイヤーに、対戦相手である他のプレイヤーがコントロールする発生源が戦闘以外でダメージを与える場合、その発生源のコントローラーはプレイヤーではなくプレインズウォーカーにダメージを与えることを選んでもよい。これは置換効果である。
- あなたがショック/Shockを、プレインズウォーカーをコントロールしているプレイヤーを対象に唱える場合、ショックが与えるダメージをプレインズウォーカーに与えることを選んでもよい。そうした場合、ショックからプレインズウォーカーに2点のダメージを与えることになる。
- ショックの解決に際しダメージを与えるときにプレインズウォーカーに代わりに与えるのであって、ショックを唱える際の対象はプレイヤーであり、プレインズウォーカーに与えるという宣言も必要ない。ショックに対してカウンターを行う時点では対戦相手がどちらにダメージを与えるのかは判明していない。
- 逆に、あなたが唱えた地震/Earthquakeなどがあなたに与えるダメージは、あなたがコントロールするプレインズウォーカーに移し変えることはできない。
- 双頭巨人戦でのダメージの割り振りの際、あるプレイヤーに与えるダメージを他のチームメイトがコントロールするプレインズウォーカーに与えることはできない。
- あなたがショック/Shockを、プレインズウォーカーをコントロールしているプレイヤーを対象に唱える場合、ショックが与えるダメージをプレインズウォーカーに与えることを選んでもよい。そうした場合、ショックからプレインズウォーカーに2点のダメージを与えることになる。
- ショック/Shockなどの直接的なダメージは、プレインズウォーカーに移し変えられる前に軽減することが可能だが、戦闘ダメージの場合は直接プレインズウォーカーに与えられるため、プレイヤーへのダメージ軽減でそのダメージを防ぐことはできない。そのため、物語の円/Story Circleのような軽減系のカードを使うときは注意が必要だった。