包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander
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クリーチャー — ゴブリン(Goblin)
包囲攻撃の司令官が戦場に出たとき、赤の1/1のゴブリン(Goblin)・クリーチャー・トークンを3体生成する。
(1)(赤),ゴブリン1体を生け贄に捧げる:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。包囲攻撃の司令官はそれに2点のダメージを与える。
CIP能力でゴブリン・トークンを3体生み出すゴブリン。さらにゴブリンを火力に変換できる。
ゴブリンの司令官/Goblin Marshalのリメイクだが、ゴブリンの司令官からエコーを取った時よりもはるかに強い。単純にカード・アドバンテージの上で優れているだけでなく、火力能力がブロッカーの排除にもプレイヤーのとどめにも使えて非常に便利。
5マナはゴブリンデッキには重いが、初出のオンスロート・ブロック時はゴブリンの戦長/Goblin Warchiefやスカークの探鉱者/Skirk Prospector、さらにエクステンデッドなどではゴブリンの従僕/Goblin Lackeyなどの助けがあった。そのため、スタンダードのゴブリンデッキやゴブリン召集から、エクステンデッドやエターナルのゴブリンデッキまで幅広く採用された。
起動コストに生け贄を要求する能力のため、ゴブリンの名手/Goblin Sharpshooterや総帥の召集/Patriarch's Bidding、頭蓋骨絞め/Skullclampなど、相性のよいカードが多いことも大きかった。
単純なカードパワーが高いため、ゴブリンデッキ以外でも使われる。初出時はアストログライドでパーディック山の火つけ/Pardic Arsonistに代わって採用され、霊体の地滑り/Astral Slideと組み合わせて使用された。さらに第10版再録以降もビッグ・マナや赤白ヒバリ、ジャンドコントロールなど、5マナの重さが苦にならないデッキで活躍している。ローウィン=シャドウムーア・ブロック期のスタンダードでは流行の苦花/Bitterblossomに対して高い制圧力を発揮できたことも大きかった。
- これ自身もゴブリンなので、自身を投げることもできる。つまり出てきたトークンで攻撃後、全員生け贄に捧げると最大で計13点ダメージが入る。
- 待ち伏せ司令官/Ambush Commanderと対になっている。能力もこちらはショック/Shockであちらは巨大化/Giant Growthと、対応したものになっている。
- エルフvsゴブリンに両者とも収録された。それぞれ新規イラストが与えられ、構図も対になっている。(包囲攻撃の司令官の新規イラスト/待ち伏せ司令官の新規イラスト)