Juzam Djinn
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マジック創世記における黒の代表的なクリーチャー。 登場当時こそ見向きもされなかったようだが、Mox Jetや暗黒の儀式/Dark Ritualにより、1ターン目から出てくることもあり得、その強さが判明するのにさほど時間はかからなかったようだ。
ダメージを受けるデメリットがそれほどでも無いということを知らしめたと言う意味で、マジックの歴史上重要なカードといえる。
「千夜一夜物語(アラビアンナイト)」に出てくるジンを元にデザインされ、その強さと、迫力のあるイラストにより人気を博す。
ちなみにInQuestのジョークカードにてEd Beard Jrによる新イラストのJuzamが存在する。また同誌において、Kelley SimmsのイラストによるJuzam Efreet(ページ上段右側)なるものが存在する。 こちらは白クリーチャーで、いつもの男の代わりに奈落の王/Lord of the Pitが摘まれている。
- このカードは4マナである。2マナではない。何を言っているのか解らなければ、イラストを見てみよう。アラビアンナイトでのマナ・コストに含まれる不特定マナの印刷は背景が黒っぽく、黒のカードでは見づらかったため、雑誌などに写真が掲載されるたびに「2マナ?」と誤解する人が出てくるのであった。
- このカードの流れを汲んだ大型クリーチャーに、ファイレクシアの盾持ち/Phyrexian Scutaやにやにや笑いの悪魔/Grinning Demonがある。これらを見るに、今の基準でいけばJuzam Djinnはそう強すぎもしないクリーチャーなのかもしれない。やはり、暗黒の儀式があったが故に、強力であったのだろう。
- スリヴァー版として疫病スリヴァー/Plague Sliverがある。