現し世の裏切り者、禍我/Maga, Traitor to Mortals
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Maga, Traitor to Mortals / 現し世の裏切り者、禍我 (X)(黒)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
現し世の裏切り者、禍我はその上に+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。
現し世の裏切り者、禍我が戦場に出たとき、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、この上の+1/+1カウンターの数に等しい点数のライフを失う。
黒いX火力を内蔵した伝説のクリーチャー。マナ・コストにXを含むクリーチャーはオデッセイのキヅタの精霊/Ivy Elemental以来である。
CIPのX点ライフロスは他の黒のX火力と異なり、黒マナ以外のマナでもXを支払える代わりにライフを得られないという特徴を持つ。これ自体がトリプルシンボルなので黒中心のデッキで使う形にはなるだろうが、それでも魂の消耗/Consume Spiritよりは多色デッキ向きであり、実際黒マナを出せるカードが沼1枚しか入っていない禍我シュートを生み出した。またターボ明神など、食物連鎖/Food Chainを使うデッキでも活躍。
マナをつぎ込んで唱えれば、ライフをごっそり削りつつ巨大なクリーチャーが戦場に残る。しかし通常の黒コントロールでは魂の消耗/Consume Spiritのライフ回復の方が便利だし、大量もしくは無限マナが出るデッキなら猛火/Blazeの方が手っ取り早い。というわけで、いまいち普通のデッキには採用されづらいクリーチャーである。
- あまり見ないマナ・コストではあるが、強行軍/Forced Marchや死の雲/Death Cloudというカードが先輩に存在する。Richard Garfield, Ph.D.を使う際に。
- 失うライフの量は、誘発型能力の解決時にこれの上に置かれた+1/+1カウンターを数えて決定する。そのため、移植等で解決前に+1/+1カウンターを置くとライフロス量が増える。
- 倍増の季節/Doubling Seasonがあれば失うライフの量もサイズも2倍になるので、回復するデッキでも安心できない。