Look at Me, I'm R&D

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Look at Me, I'm R&D (2)(白)
エンチャント

Look at Me, I'm R&Dが戦場に出るに際し、数を1つと、その数より1つ多いか1つ少ない数を1つ選ぶ。
パーマネント、呪文、あらゆる領域にあるカードに書かれている1つ目の数は2つ目の数である。


Look at Me, I'm the DCIに続くカード。向こうが禁止カードを作るのに対し、こちらはエラッタを自分で作れる。

マナ・コストを下げることもできるし、タフネスパワーなど当て嵌まったあらゆる数字が書き換えられる。

  • 注釈文を書き換えても意味は無い。
  • 英語版カード(オラクル)に数詞が記されているもの以外は変更されない。例えば、「クリーチャー1体を対象とする(a target creature)」や「カードを1枚引く(draw a card)」の数字の1は変更されない。
    • このカード自身にも「1」や「2」が出てくるので、色々変なことが出来そうに見える。しかしオラクルで数詞なのは「その数より1つ多いか1つ少ない数(one higher or one lower than that number)」の部分だけなので、大した影響は出ない。
    • 以前は生み出される無色マナの点数も数字で記されていたのでSu-Chi陰極器/Cathodionにしたりできたが、ゲートウォッチの誓い無色マナ・シンボルが導入されたことで影響を受けなくなった。
  • 1→0で宣言してもパーマネントにすでに乗っている+1/+1カウンター-1/-1カウンターには(カウンターはカードではないので)影響しない。
  • 見た目はお粗末なテストプレイ・カード風。(2)(白)(白)のインスタントだったらしいが、水色のマーカーで訂正されている。このようにテキストだけを印刷したシールを基本土地や不要なカードに貼って開発のテストプレイをするのだ[1]プロキシ#デッキ構築・調整時の項も参照。
    • これに使われているカードは、超が付くほどの高額レアMoat。なんともったいない。
    • 前述の理由から、アーティストが存在しない珍しいカード(Censorshipに次いで2枚目)。もちろんアーティスト・マターの影響も受けない。
    • 記載されている「RW03」というカードコードは、「(W)」の「レア(R)」の「3番目」を表す[2]
    • Unsanctioned再録。一見すると分からないが、アンヒンジド版とは細部が異なる(カード画像)。エキスパンション名がUNH(アンヒンジド)からUND(Unsanctioned)に変わっていたり、水色のマーカーでの訂正箇所が異なっていたり(最初からエンチャント表記、旧表記のcomes into playの訂正など)、テキストステッカーの作成された日付時刻すら異なっている。使われているカードはやっぱりのMoat。
  • R&DとはWotC研究開発部のこと。エラッタを出す必要が出るのは、大抵ここの責任である。

脚注

  1. Playtest Cards/プレイテスト・カードLatest Developments 2016年12月2日 Sam Stoddard著)
  2. Nuts & Bolts: Card CodesMaking Magic 2009年1月12日 Mark Rosewater著)

参考

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