絢爛
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絢爛/Spectacle | |
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種別 | 常在型能力 |
登場セット | ラヴニカの献身 |
CR | CR:702.137 |
絢爛(けんらん)/Spectacleは、ラヴニカの献身で登場したキーワード能力。これを持つ呪文がスタック上にあるときに機能する常在型能力である。
ソーサリー
絢爛(赤)(このターンに対戦相手がライフを失っていたなら、あなたはこの呪文を、これのマナ・コストではなく絢爛コストで唱えてもよい。)
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。批判家刺殺はそれに3点のダメージを与える。
クリーチャー — デーモン(Demon)
絢爛(3)(黒)(赤)(このターンに対戦相手がライフを失っていたなら、あなたはこの呪文を、これのマナ・コストではなく絢爛コストで唱えてもよい。)
垂木の悪魔が戦場に出たとき、これの絢爛コストが支払われていた場合、各対戦相手はそれぞれカード1枚を捨てる。
定義
絢爛[コスト]/Spectacle [cost]は、「このターンに対戦相手がライフを失っていたなら、あなたはこの呪文のマナ・コストを支払うのではなく、[コスト]を支払ってもよい。」を意味する。呪文の絢爛コストを支払うことは代替コストの支払いのルールに従う。
解説
ラクドス教団/The Cult of Rakdosの嗜虐性を表すメカニズム。ラクドス教団の色である黒と赤に存在する。
基本的にマナ・コストより軽いコストで唱えられるようになる能力であるが、マナ・コストより重い絢爛コストを持つ代わりに、絢爛で唱えることでボーナスが得られるカードも存在する。
過去のメカニズムでは徘徊に似ているが、特定の発生源の戦闘ダメージでなければいけなかった徘徊よりも条件が緩くなっている。その点を加味すると狂喜のほうが使用感に近いだろう。いずれにせよ、積極的に対戦相手のライフを削るアグロ戦略向けの能力。
ルール
- プレイヤーにダメージが与えられると、そのプレイヤーはその点数に等しい点数のライフを失ったことになる。
- 絢爛によって、あなたがカードを唱えられるタイミングが変わることはない。たとえば、あなたは絢爛を持つソーサリーを、対戦相手のターン中に唱えることはできない。たとえそのターンにそのプレイヤーがライフを失っていたとしても唱えられない(ただし、他の何らかの効果によってそれが可能な場合を除く)。
- 絢爛は代替コストである。基本的なルールに関しては代替コストの項を参照。
- 呪文の総コストを決定するには、あなたが支払うマナ・コストか代替コスト(たとえば、絢爛コスト)にコストの増加を加え、その後コストの減少を適用する。その呪文を唱えるための総コストがどうなっても、それの点数で見たマナ・コストは変わらない。
- 絢爛コストは、対戦相手が失ったライフの点数やライフを失った対戦相手の人数には関係なく一定である。
- 多人数戦で、対戦相手1人がライフを失い、そのターン、後になってゲームから除外された場合にも、呪文を絢爛コストで唱えることができる(あるプレイヤーのターン中にそのプレイヤーがゲームから除外された場合には、そのターンをアクティブ・プレイヤーがいないまま続ける)。
その他
- ラヴニカの献身の黒と赤には、絢爛以外にも「このターンに対戦相手がライフを失っていたなら」を条件とする能力を持つカードが存在する(恐怖の劇場/Theater of Horrors、どぶ骨/Gutterbones)。
- 絢爛カードはいずれもインスタントや瞬速持ちではなく、上記2枚の能力も自分のターンに限定されている。ショックランド等でのライフロスを過剰に躊躇わせないための調整と思われる。
開発秘話
絢爛は、展望デザイン・チームがグルール一族/The Gruul Clansのメカニズムとして作った騒動/Turmoilが元になっている。これは、対戦相手がそのターンにダメージを受けている場合、あなたの終了ステップの開始時に誘発する能力であった。
展望デザインが作ったラクドスのメカニズム、終幕/Finaleは、クリーチャーが自身を強化する代わりにそのターンの終了ステップに生け贄に捧げられるというものだったが、クリーチャーを失わなければならない能力はプレイヤーに不快感をもたらすとしてボツになった。セット・デザイン・チームは騒動をグルールからラクドスに移し、微調整を加えて絢爛とした[1]。
脚注
参考
- Ravnica Allegiance Mechanics/『ラヴニカの献身』のメカニズム(Feature 2018年12月17日 Matt Tabak著)
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