Moat
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黎明期に存在した、強力な攻撃制限カード。飛行を持たないクリーチャーの攻撃を制限し、それらに対しては、さながら神の怒り/Wrath of Godのように機能する。
もちろん割られる可能性もあるので神の怒り/Wrath of Godの方が安全だが、当時の白のフィニッシャーはセラの天使/Serra Angelであり、それを巻き込まずに相手だけを止められるこのカードは非常に重宝された。割られなければいつまでも飛行を持たないクリーチャーを止め続けることができるので、一時的な神の怒り/Wrath of Godよりも効果が高くなることもある。
関連カード
- Look at Me, I'm R&D - アンヒンジドのカード。背景にMoatのカード自身が使われている(カード画像)。
主な亜種
攻撃を制限するカード。特記しない限り白のエンチャント。太字のみあなたの攻撃クリーチャーも制限を受ける代わりにプレインズウォーカーも攻撃されない。
マナを支払うことで制限を解除できるものは亡霊の牢獄/Ghostly Prisonかプロパガンダ/Propagandaの項を、その他リソースを対価として要求し牽制するものは血の報い/Blood Reckoningの項を、攻撃クリーチャーからのダメージを減らすものはWeakstoneか崇拝/Worshipの項を、それぞれ参照。
- 孤島の聖域/Island Sanctuary - 飛行と島渡りには影響しない上に、ドロー・ステップのドローを飛ばさなければ無効。2マナ。(アンリミテッド・エディション)
- 平和の番人/Peacekeeper - 3マナのクリーチャー。アップキープ・コスト(1)(白)(ウェザーライト)
- 罠の橋/Ensnaring Bridge - アーティファクト。あなたの手札枚数よりパワーの小さいクリーチャーには影響しない。3マナ。(ストロングホールド)
- テフェリーの濠/Teferi's Moat - リメイク版。1色にしか攻撃制限を課さない代わりに、あなたへの攻撃にしか影響しないMoat。白青5マナ。(インベイジョン)
- 惰性の網/Web of Inertia - 戦闘開始時に自分の墓地を1枚追放すれば制限を解除できる。青の3マナ。(ジャッジメント)
- ドラゴン変化/Form of the Dragon - 飛行には影響しない。さらにあなたのアップキープに5点火力が誘発。ただし各終了ステップごとにあなたのライフも5点に固定される。赤の7マナ。(スカージ)
- 果たし合いの場/Dueling Grounds - 攻撃にもブロックにも1体しか参加させられない。緑白3マナ。
- 沈黙の調停者/Silent Arbiter - アーティファクト・クリーチャー。攻撃にもブロックにも1体しか参加させられない。4マナ。(フィフス・ドーン)
- ウェザーライトの決闘者、ミリー/Mirri, Weatherlight Duelist - これがタップ状態である限りあなたは1体でしか攻撃されない。緑白3マナ伝説のクリーチャー。(統率者2017)
- 崇敬/Reverence - パワー3以上のクリーチャーには影響しない。4マナ。(神河救済)
- 魅力的な執政官/Blazing Archon - 9マナのクリーチャー。(ラヴニカ:ギルドの都)
- 濠の大魔術師/Magus of the Moat - Moatを内蔵したクリーチャー。4マナ。(未来予知)
- サンドワームの収斂/Sandwurm Convergence - 逆に地上クリーチャーには影響しない。プレインズウォーカーも守れる。あなたの終了ステップごとに5/5トークンを生成。緑の8マナ。(アモンケット)