クララ・オズワルド/Clara Oswald
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伝説のクリーチャー — 人間(Human) アドバイザー(Advisor)
ありえない女の子 ― クララ・オズワルドがあなたの統率者であるなら、ゲームの開始前に色1色を選ぶ。クララ・オズワルドはその選ばれた色である。
あなたがコントロールしているドクター(Doctor)の誘発型能力1つが誘発するなら、その能力は追加でもう1回誘発する。
ドクターのコンパニオン(もう一方がドクターであるなら、あなたは統率者2体を使用できる。)
任意の色の統率者として扱えるドクターのコンパニオン。ドクターの能力を追加で誘発させる伝説の人間・アドバイザー。
現存する相方のドクターのうち、The Fourteenth Doctor以外は多かれ少なかれ誘発型能力増加の恩恵にあずかることができる。特にウォードクター/The War Doctorの攻撃時能力など誘発時のリターンが大きいものとは相性が良い。しかし6マナと重いのが難点で、デッキの安定性という面に関しては軽いコンパニオン達に劣っている。
この能力はドクター限定のうろつく玉座/Roaming Throneといえるが、統率者である点は最大の利点。仮面林の結節点/Maskwood Nexusや秘儀での順応/Arcane Adaptationでデッキのクリーチャーすべてをドクターにすることで、すべてのクリーチャーにこの能力を適用できる。特に9代目ドクター/The Ninth Doctorはイニシアチブと相性がよく、イニシアチブを得らるクリーチャーの能力が2倍になり、ダンジョン探索の効率が大幅に上がる。
また、背景は統率者が能力を得るというテキストになっているため、クララとドクターが出ている場合、一部の背景のカードは3倍の効果を得られる。異邦人/Far Traveler、酒場流喧嘩殺法/Tavern Brawler、ギルドの職人/Guild Artisan など。ドクターの中にはアタックを前提するものがいるため、影盗賊団の工作員/Agent of the Shadow Thievesを入れることも考えていいだろう。
このカードの強みは、数少ない黒のコンパニオンになれるという点にある。ドクターはいずれも黒を含まないので、ドクターを統率者にして固有色に黒を含むデッキを成立させるにはこれかヴィスラー・ターロー/Vislor Turloughのどちらかをコンパニオン枠で採用することになる。しかしヴィスラーはメリットにもデメリットにもなりうる能力を持つので、純粋にメリット能力のみで構成された黒のコンパニオンという点で唯一性がある。
ルール
- 無色は色ではないため選ぶことができない。したがって、このカードが統率者である限り無色になることはなく、固有色なしのデッキを組むことはできない。
- 誘発型能力とは、「~~したとき/When ~~」「~~するたび/Whenever ~~」「~~の開始(終了)時に/at the beginning(end) of ~」と書かれた能力である。「~~が戦場に出るに際し/As ~~ enters the battlefield」「~~は+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る/~~ enters the battlefield with +1/+1 counter」などと書かれた能力は誘発型能力ではなく常在型能力であり影響を受けない。その他基本的なルールは誘発型能力#追加で誘発するを参照。
- The Fourteenth Doctorなど、戦場に出ていないドクターの誘発型能力はこれの能力では追加で誘発しない。「◯◯・カード」「◯◯である発生源」のような表現を使わずに単にカード・タイプだけが書かれている場合、それは戦場にあってそのカード・タイプを持つパーマネントを指す(CR:109.2)。