解呪/Disenchant
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アルファから存在するエンチャント・アーティファクト除去カードの基礎。
基礎と言うだけあって多くの亜種が存在するが、このカード自体が既に必要十分な効果を備えた1つの完成形である。余計な効果が付く分、どうしてもマナ・コストが重くなってしまいがちな各種亜種に対して、軽くて使いやすいという要素が最大の利点となる。
白いデッキでお馴染みのサイドボード要員という立場が一般的であるが、メタによってはメインデッキから採用されたり、別の色のデッキが解呪のためだけに白をタッチすることさえもあった。
第7版まで皆勤賞であったが、第8版への移行の際に色の役割変更が行われ、帰化/Naturalizeと啓蒙/Demystifyにバトンタッチ。一応の役割は終えた形である。
時のらせんのタイムシフトでスタンダードに帰ってくるも、後継者たる帰化の更に亜種であるクローサの掌握/Krosan Gripが特に優秀であるため、シェアは完全に二分されている。
- 様々なイラストレーターによって描かれたカードの1枚。プロモーション・カードでも登場している。
- これの活躍時期が長かったためか、未だ「白い帰化」という言葉は聞かない。しかしこのまま行けば、いつかそう呼ばれる時が来るのかも知れない。
- カード名はDis"enchant"。アーティファクトも壊せるけれども。
- ディッチャ、デッチャ、デスチャなどといった略称がある。
- 第8版で落ちたため、ちょうど新枠版で収録され損ねた形。その後コールドスナップのテーマデッキ、キイェルドー計略/Kjeldoran Cunningにて、新枠版が収録された。
- 時のらせんのタイムシフトで再録された。
関連カード
主な亜種
- 誠実な証人/Devout Witness - 解呪のスペルシェイパー。3マナ2/2。
- 浄化の印章/Seal of Cleansing - 解呪のエンチャント版。2マナ。
- 廃止/Abolish - 手札の平地1枚をコストとするピッチスペル版。3マナ。
- 解体の一撃/Dismantling Blow - (2)(青)のキッカーを支払うと、カードを2枚引ける。3マナ。
- オアリムのいかづち/Orim's Thunder - (赤)のキッカーを支払うと、破壊したものの点数で見たマナ・コスト分のダメージをクリーチャーに与える。3マナ。
- ねじれの光/Ray of Distortion - フラッシュバック(4)(白)(白)付き。4マナ。
- 帰化/Naturalize - 解呪の緑版。
- 供犠台の光/Altar's Light - ゲームから取り除く。4マナ。
- 天羅至の掌握/Terashi's Grasp - 破壊したものの点数で見たマナ・コスト分のライフ回復。秘儀。3マナ。
- 火花の結実/Seed Spark - (緑)が支払われていると、1/1トークンを2つ出す向上呪文。4マナ。
- 塵への帰結/Return to Dust - メイン・フェイズの間にプレイすると、もう1つゲームから取り除けるインスタ=ソーサリー。供犠台の光の上位互換。4マナ。