召喚酔い

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2008年10月7日 (火) 18:11時点におけるGariu (トーク | 投稿記録)による版
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召喚酔い(Summoning Sickness)とは、クリーチャーに関する制限のルールを表す俗語。簡単に言えば「場に出したばかりのクリーチャーは使えない」というものである。

目次

ルール

コントローラーの最新のターンの開始時から継続してコントロールされていないクリーチャーは、攻撃に参加できず、起動コストタップ・シンボルアンタップ・シンボルを含む起動型能力プレイできない(CR:212.3f)。このような状態のクリーチャーは、俗に「召喚酔いの状態にある」「召喚酔いの影響を受けている」「酔っている」と呼ばれる。また、速攻を持つクリーチャーはこのルールを無視する。

メイン・フェイズでクリーチャーをに出したとき、そのクリーチャーは(速攻を持たない限り)召喚酔いの状態になっている。召喚酔いが解除されるのは、通常は次の自分のターン開始時。

  • 召喚酔い状態でも、ブロックには参加できる。
  • コントロールが移動した場合も、クリーチャーは召喚酔い状態になる(「召喚酔い」という言葉で覚えていると誤解しやすいので注意)。
  • 召喚酔い状態でも、タップ・シンボルを含まない起動型能力は問題なくプレイできる。
  • 召喚酔い状態でも、呪文能力コストとしてタップすることは可能。
    • 例:野戦外科医/Field Surgeonは、召喚酔い状態でも自身をタップしてその能力をプレイできる。
    • 例:召集を持つ呪文をプレイする際、コストを減らすために召喚酔い状態のクリーチャーをタップしてもかまわない。
  • フェイズ・インしたクリーチャーは、それ以前にコントロールされていた期間の長さにかかわらず、召喚酔いの影響は受けない。

クリーチャーでないパーマネントがクリーチャーになった時

良くあるルールの質問として、「ミシュラランドなどをクリーチャー化した場合、それは召喚酔いになるのですか」というものがある。

そのクリーチャーがいつクリーチャー化したかに関係なく、パーマネントとしてターン開始時から継続してコントロールしていれば、それは召喚酔いではない。逆に、場に出した(コントロールを得た)時点でクリーチャーではなかったからと言って、それが召喚酔いにならないというような事はない。

  • 考え方としては、そもそも召喚酔いはクリーチャーに限らず全てのパーマネントがなっており、クリーチャーでなければ影響が無いだけと考えると良い。
  • 通常、土地は出してすぐに自らのマナ能力をプレイすることができるが、マナ能力も立派な「タップ・シンボルをコストに含む起動型能力」であるため、クリーチャー化して召喚酔いの影響を受ける状態になると、マナ能力をプレイできなくなることに注意。

俗語としての召喚酔い

もともと俗語として世の中に広まったものだが、ミラージュからウルザズ・レガシーまでのカードでは「召喚酔いに影響されない」という記述が実際にテキストに使用されている。これらは現在のオラクルでは「速攻」に書き換えられている。

  • 未来予知で、はじめから土地でもクリーチャーでもあるドライアドの東屋/Dryad Arborが登場したため、注釈文に久しぶりにこの用語が使用された。
  • このルールの項を現す公式な呼称が特に無いため、総合ルールでも「召喚酔い」という言葉が俗称として記述されている。

参考

引用:総合ルール 20231117.0

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