Caw-Go
提供：MTG Wiki
Caw-Goは、ミラディンの傷跡参入後のスタンダードに登場した、戦隊の鷹/Squadron Hawkを採用した青白コントロールの一種。どちらかというとクロック・パーミッションに近い。
名前の由来は、鳥の鳴き声の擬音語である「Caw」と、ドロー・ゴーをかけたものである。
目次 |
概要
クリーチャー — 鳥(Bird)
飛行
戦隊の鷹が戦場に出たとき、あなたは「あなたのライブラリーから《戦隊の鷹/Sqadron Hawk》という名前のカードを最大３枚まで探し、それらを公開し、あなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。
伝説のプレインズウォーカー — ジェイス(Jace)
[+2]：プレイヤー１人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーの一番上のカードを見る。あなたはそのカードを、そのプレイヤーのライブラリーの一番下に置いてもよい。
[0]：カードを３枚引く。その後、あなたの手札のカード２枚をあなたのライブラリーの一番上に望む順番で置く。
[-1]：クリーチャー１体を対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
[-12]：プレイヤー１人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーからすべてのカードを追放する。その後、そのプレイヤーは自分の手札を自分のライブラリーに加えて切り直す。
アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは+2/+2の修整を受けるとともにプロテクション（黒）とプロテクション（緑）を持つ。
装備しているクリーチャーがプレイヤー１人に戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーはカードを１枚捨て、あなたはあなたがコントロールする土地をすべてアンタップする。
装備(２)
戦隊の鷹は、精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptorとのシナジーによる手札供給、チャンプブロック、プレインズウォーカーへの牽制、全体除去後の戦線の再構築、装備品などのバックアップを受けてのフィニッシャーと、多種多様な働きを見せる。
ミラディン包囲戦でクロック・パーミッションに最適な装備品である饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famineを得た後は、それをサーチできる石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mysticと共に投入され、隙を作りにくくなった。こちらのタイプはCaw-Bladeと呼ばれる。
その他は通常の青白コントロールと同じく、除去やカウンター、各種プレインズウォーカーが採用される。このアーキタイプの常として純正の低速コントロールに強く、ビートダウンに対しても審判の日/Day of Judgmentやギデオン・ジュラ/Gideon Juraにより耐性をつけている。
サンプルレシピ
Caw-Blade
| Caw-Go [1] | |||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
|||||||||||||||||||||||
- ミラディン包囲戦後の、饗宴と飢餓の剣と石鍛冶の神秘家を採用したタイプ。
- メインに単体除去が入っていない。ビートダウンに対しては、チャンプブロックとシルヴォクの生命杖/Sylvok Lifestaffのライフゲインで序盤を凌ぐ。
Caw-Go
- 備考
- 世界選手権10 スタンダード部門全勝
- 使用者：Brian Kibler
- フォーマット
- ミラディンの傷跡後、最初に登場したタイプ。
- ４枚投入が基本だったマナ漏出/Mana Leakを２枚まで削り、呪文貫き/Spell Pierceを優先している。
- Caw-Goが広く活躍を見せるのはミラディン包囲戦後であるが、饗宴と飢餓の剣などが追加される以前に、戦隊の鷹を軸に据えた青白コントロールを構築したBrian Kiblerの着眼点は非常に興味深い。
