グリセルブランド/Griselbrand
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希望の天使アヴァシン/Avacyn, Angel of Hopeと双璧を成す伝説のデーモン。ライフを犠牲にした大量ドロー能力を持つ。
ビートダウンに対しては絆魂持ちの大型クリーチャーとしてダメージレースを制圧し、ライフを攻めてこないコントロールに対しては大きなカード・アドバンテージを稼げる。さらに2つの能力が噛み合っており、戦闘を繰り返すことで何度でもドロー能力を使うことができる。
黒のタフネス7という除去耐性に加え、審判の日/Day of Judgmentや喉首狙い/Go for the Throatを撃たれてもライフに余裕があれば対応して7枚の手札を残せると、非常に除去に強いのも魅力。特に剣を鍬に/Swords to Plowsharesや糾弾/Condemnに対してはライフコストが帳消しになる。これを除去できる上にライフを詰めてくるデッキ、例えばDelver-Bladeなどは苦手な相手。
総じて優秀なクリーチャーだが、その分8マナと重いのが難点。コントロールデッキのフィニッシャーとしては色拘束が厳しく、また役割の近いワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engineなど軽いライバルも多い。一方、リアニメイトなどでマナ・コストを踏み倒して戦場に出すクリーチャーとしては十分に強力である。
- パワー、タフネス、ライフコスト、ドロー枚数と、カード内に7が多い。なお点数で見たマナ・コストは7ではないので注意。
- 近年では珍しい、二つ名を冠さないシンプルなカード名の伝説のクリーチャーである。
ストーリー
グリセルブランド/Griselbrandは最も強大なイニストラード/Innistradの悪魔。アヴァシン/Avacynと相討ちする形で共に獄庫へと閉じ込められていたが、かつて彼と魂の契約を結んだリリアナ/Lilianaの計画により獄庫は破壊され、再び外の世界へ解放された。
詳細はグリセルブランド/Griselbrand (ストーリー)を参照。
参考
- Angel's Rise and Demon's Release/天使は蘇り、悪魔は解き放たれる(DairyMTG.com、Feature Article、文:Doug Beyer、訳:若月繭子)
- 壁紙・待受(DairyMTG.com、Magic Arcana)
- カード個別評価:アヴァシンの帰還 - 神話レア