茨の精霊/Thorn Elemental

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一匹狼/Lone Wolfやライオンの群れ/Pride of Lionsの上位種。 7マナ7/7で、実質アンブロッカブルである。

厳密に言えばアンブロッカブルと違いブロッカーを集められるとやられてしまうし、特別な除去耐性もないが、「7/7というサイズ」＋「回避能力」＋「デメリット無し」の三拍子の前には微々たる問題である。 青の高潮のクラーケン/Tidal Krakenと比べると「巨大クリーチャーは緑が最強」という図式がはっきり解るだろう。

マナ・コストを無視できるスニークアタックやリアニメイトにおいては良いパンチャーになり得る。 リミテッドでも大変強力。

• このカードにちなんで、このような貫通能力は「茨能力」「ソーントランプル」あるいは「スルートランプル」などと呼ばれることがある。
• この能力はダメージの割り振りのルールを変更するので、バンドや守備隊形/Defensive Formationで、防御プレイヤーが割り振り変更の選択権を得ることができる。
• 何らかの理由でブロック・クリーチャーが場を離れていても、防御プレイヤーに戦闘ダメージを割り振ることができる。なぜなら、戦闘ダメージの割り振りに関して、これはブロックされていないものとして扱う（ことができる）からである。
• このカードは裏面が通常とは異なるものとして、コミックGOTTAの付録になったことがある。当然公認大会では使用できない。
• 炎叫びの杖/Fireshrieker等で二段攻撃を付けてブロックされなかった事を選ぶと、ただそれだけで14点のダメージになる。

• 棘茨の精霊/Bramble Elementalと混同しないように。

参考

• カード個別評価：ウルザブロック
• カード個別評価：8版(8th)
• カード個別評価：7版(7th)
• カード個別評価：ポータル系、スターター