ターボランド
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ターボランド（Turbo Land） （デッキ）[#deck]
カウンターオースに踏査/Explorationとどん欲の角笛/Horn of Greedのコンボを積み込んだ青緑デッキ。Zvi Mowshowitz氏の作によるものだと言われている。
エンチャント
各プレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーは自分の対戦相手であるとともに、自分よりも多くのクリーチャーをコントロールしているプレイヤーを対象として選ぶ。前者のプレイヤーは、自分のライブラリーの一番上のカードを、クリーチャー・カードが公開されるまで公開してもよい。前者のプレイヤーがそうしたなら、そのプレイヤーはそのカードを戦場に出し、これにより公開された他のすべてのカードを自分の墓地に置く。
基本の動きはカウンターオースとほぼ同じ。 そして、土地を出しまくってカードを引きまくり、マナベースを拡張。 ガイアの祝福/Gaea's Blessingでライブラリーを修復し、巻物棚/Scroll Rack経由で時間のねじれ/Time Warpを何度も使い、無限ターンを得るのが主な勝ち筋である。 通常のカウンターオースとしても機能するし、豊富なマナから転覆/Capsizeをバイバックモードで連打して場を制圧することも可能。 中村聡氏とZvi Mowshowitz氏が好んで使っていたことで有名。
ガイアの祝福/Gaea's Blessingがエクステンデッドでローテーション落ちした後は、戦場のたかり屋/Battlefield Scroungerでライブラリーを修復した。（*2）
ドルイドの誓い/Oath of Druidsが禁止を食らったことにより消滅した。
- どん欲の角笛/Horn of Greedのカードドローは強制なので「いつもの癖」でランドを置いてしまってライブラリーアウトで負けることの無いように。なんと中村聡氏もこれで敗北してしまったことがある。
初期型 [#sample1]
| メインデッキ | サイドボード | ||
|---|---|---|---|
| クリーチャー (3) | 3 | 無効/Annul | |
| 1 | 変異種/Morphling | 3 | 寒け/Chill |
| 1 | スパイクの飼育係/Spike Feeder | 2 | エメラルドの魔除け/Emerald Charm |
| 1 | スパイクの織り手/Spike Weaver | 1 | 転覆/Capsize |
| 呪文 (33) | 3 | 狩り立てられたウンパス/Hunted Wumpus | |
| 4 | ドルイドの誓い/Oath of Druids | 1 | スパイクの飼育係/Spike Feeder |
| 4 | 踏査/Exploration | 1 | スパイクの織り手/Spike Weaver |
| 4 | どん欲の角笛/Horn of Greed | 1 | 火口の乱暴者/Crater Hellion |
| 1 | 巻物棚/Scroll Rack | ||
| 4 | 衝動/Impulse | ||
| 4 | 噴出/Gush | ||
| 4 | Arcane Denial | ||
| 4 | Force of Will | ||
| 2 | ガイアの祝福/Gaea's Blessing | ||
| 2 | 時間のねじれ/Time Warp | ||
| 土地 (24) | |||
| 12 | 島/Island | ||
| 5 | 森/Forest | ||
| 4 | Tropical Island | ||
| 3 | 不毛の大地/Wasteland | ||
後期型 [#sample2]
| メインデッキ | サイドボード | ||||
| 1| style="background:#eeeeff"|クリーチャー | 3 | 貪欲なるベイロス/Ravenous Baloth | |||
| 1 | 戦場のたかり屋/Battlefield Scrounger | 3 | 綿密な分析/Deep Analysis | ||
| 35| style="background:#eeeeff"|呪文 | 2 | 火薬樽/Powder Keg | |||
| 4 | ドルイドの誓い/Oath of Druids | 1 | 黄塵地帯/Dust Bowl | ||
| 4 | 踏査/Exploration | 1 | 転覆/Capsize | ||
| 4 | どん欲の角笛/Horn of Greed | 1 | 直観/Intuition | ||
| 2 | 巻物棚/Scroll Rack | 1 | 誤った指図/Misdirection | ||
| 4 | 蓄積した知識/Accumulated Knowledge | 1 | 反論/Gainsay | ||
| 2 | 噴出/Gush | 1 | 妨害/Thwart | ||
| 2 | 直観/Intuition | 1 | 帰化/Naturalize | ||
| 4 | 対抗呪文/Counterspell | ||||
| 2 | クローサ流再利用/Krosan Reclamation | ||||
| 3 | 一瞬の平和/Moment's Peace | ||||
| 1 | 転覆/Capsize | ||||
| 3 | 時間のねじれ/Time Warp | ||||
| 24| style="background:#eeeeff"|土地 | |||||
| 14 | 島/Island | ||||
| 5 | 森/Forest | ||||
| 4 | ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast | ||||
| 1 | 樹上の村/Treetop Village | ||||
- 戦場のたかり屋/Battlefield Scroungerを使用する後期型のデッキ。
参考
- オース
- [TurboLand vs. The World](英語、文：Zvi Mowshowitz)
- [TurboLand vs. The World](Braingeyser、上の和訳)
- デッキ集
ターボランド（Turbo Land） （用語） [#term]
デッキタイプの一種で、緑のランドブーストから土地を大量に並べるデッキの総称。 基本的に潤沢なマナをベースに相手を物量で圧倒する大味なデッキになることが多い。
特にミラディン〜神河ブロック期の緑コントロール系のデッキが有名。 桜族の長老/Sakura-Tribe Elderや木霊の手の内/Kodama's Reachなどの優秀な土地サーチカードが登場したためである。 デッキの性質上天敵となるハルマゲドン/Armageddonが消え去っていたことも大きい。
