折れ
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折れ/Breakは、カラーパイ/色の役割に関する用語の一つ。カラーパイを「破る」と訳される場合もある。
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解説
Chaos Warp / 混沌のねじれ (2)(赤)
インスタント
インスタント
パーマネント1つを対象とする。それのオーナーはそれを自分のライブラリーに加えて切り直し、その後、自分のライブラリーの一番上のカードを公開する。それがパーマネント・カードである場合、そのプレイヤーはそれを戦場に出す。
あるカードや効果が色の役割を逸脱しており、かつその色の弱点を埋めてしまうものである場合、それは「折れ」と呼ばれる。対になる概念として、色の弱点を埋めてしまうほどではない逸脱は「曲げ」と呼ばれる[1]。
曲げが場合によっては許容されるものであるのに対し、折れはいかなる場合でも許容されない。5つの色がそれぞれ弱点を持つことがマジックの重要な要素だからである。
折れの例
- Gate to Phyrexia[2]、ファイレクシアへの貢ぎ物/Phyrexian Tribute[3] - 黒にアーティファクト除去が与えられるべきではない。
- 混沌のねじれ/Chaos Warp[4] - 実質的にエンチャント除去として働く場合があり、赤に与えられるべきではない。
- Anarchy[5] - 赤にエンチャント除去や無条件のクリーチャー除去が与えられるべきではない。
- スズメバチの一刺し/Hornet Sting[1]、アラクナスの蜘蛛の巣/Arachnus Web[6]、ドライアドの歌/Song of the Dryads[7] - 緑には格闘やブロック強制があるが、自軍クリーチャーを介さないクリーチャー除去が与えられるべきではない。
- 砂漠の竜巻/Desert Twister、内にいる獣/Beast Within[8] - 緑に万能パーマネント除去が与えられるべきではない。これは無条件のクリーチャー除去やプレインズウォーカー除去を含む効果である。
- 尖塔なぞり/Spire Tracerなど(いわゆる樹上能力)[9] - 攻撃時限定ではあるが事実上の飛行であり、緑に与えられるべきではない。
脚注
- ↑ 1.0 1.1 Bleeding Cool/クールな染み出しかた(Making Magic 2015年4月6日 Mark Rosewater著)
- ↑ Gate to Phyrexia is a break, correct?(Blogatog 2018年2月25日)
- ↑ Is Phyrexian Tribute a color bend or break?(Blogatog 2016年7月9日)
- ↑ With red polymorph being a thing, is Chaos Warp a...(Blogatog 2018年3月19日)
- ↑ what do you consider the biggest color pie breaks...(Blogatog 2016年4月30日)
- ↑ Where is arachnus web on color pie validity? Does...(Blogatog 2015年7月28日)
- ↑ Bend/Break/?: Song of the Dryads (2G - Aura -...(Blogatog 2015年9月27日)
- ↑ Regarding the long-running Beast Within/Desert...(Blogatog 2017年6月4日)
- ↑ Is it a bend/break for green to get cards like...(Blogatog 2017年10月6日)