硫黄の滝/Sulfur Falls
提供:MTG Wiki
対抗色版チェックランドの青赤。島か山をコントロールしていないとタップインする。
対抗色の色マナを出せる基本でない土地は貴重。2色デッキでは数少ない2色のマナ源であると同時に、必然的に土地のほとんどが基本土地になるため高い確率でアンタップインできる。
基本セットの友好色チェックランド、直前のファストランドに続いて、優秀な2色地形として安定した活躍を見せる。また直後のラヴニカへの回帰ブロックで再録されたショックランドとは極めて相性がよく、スタンダードにしては異例なほどに充実したマナ基盤を形成できる。エクステンデッドやモダンでも実績がある優秀な土地。
イニストラード・ブロックの登場で、スタンダードからエクステンデッドやモダン、果てはレガシーまでもで青いクリーチャーを用いたクロック・パーミッションが流行したため、青絡みの土地の出番は少なくなく、これもDelver-Go系統のデッキに赤をタッチする際などに用いられた。
またモダンなどでは欠片の双子や青赤ストームなど、青赤のコンボデッキも一定勢力を占めており、その基盤としても重宝する。
- 硫黄泉/Sulfurous Springs(黒赤のペインランド)とカード名が似ており、紛らわしいので注意。黒赤のチェックランドは竜髑髏の山頂/Dragonskull Summitである。
関連カード
サイクル
イニストラード初出の対抗色チェックランドサイクル。対応する基本土地タイプを持った土地をコントロールしていないとタップインになる。
- 孤立した礼拝堂/Isolated Chapel(白黒)
- 硫黄の滝/Sulfur Falls(青赤)
- 森林の墓地/Woodland Cemetery(黒緑)
- 断崖の避難所/Clifftop Retreat(赤白)
- 内陸の湾港/Hinterland Harbor(緑青)
ストーリー
- イニストラード
- イニストラード/Innistradにいくつか存在する、地獄/Hellへの門が開かれた滝(イラスト)。硫黄の蒸気が立ち上り、静かでひんやりとしたかつての滝の姿はない。人間の中には、悪魔との取引のためにこのような門を探し求める者も存在する[1]。
スカースダグの狂信者は、滝の幕の陰で会い、悪魔の軍勢と陰謀を企む。
「私たちはスランの謎を受け継いだけれど、答えはほとんど受け継いでいない。」― ジョイラ
脚注
- ↑ Postcards from Innistrad: The Nonbasics/イニストラードからの絵葉書 基本でない土地編(Savor the Flavor 2011年9月21日 Doug Beyer著)