第9版
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第9版/Ninth Edition | |
シンボル | 3枚のカードとアラビア数字の9 |
略号 | 9ED |
発売日 | 日:2005年7月29日 |
セット枚数 | 全359種類 |
第9版/Ninth Editionは、9番目の基本セット。2005年7月29日発売。エキスパンション・シンボルは3枚のカードと数字の「9」。
目次 |
概要
主な変更はエンチャント・タイプ「オーラ」の導入や、下記のクリーチャー・タイプの変更など。壁は1枚も再録されていない。
キーワード能力の収録範囲も拡張されており、トランプルとプロテクションが基本セットとしては第5版以来久々に登場。また、装備品も2枚だけだが収録されている。これらはアンコモン以上に制限することで、中級者向けの基本セットという立場を通しているようだ。なお、再生を持つカードもアンコモン以上に格上げされている。
クリーチャー・タイプの大幅再編が行われた。サマイトの癒し手/Samite Healerらの「人間」の追加やゴブリンの王/Goblin Kingの「ゴブリン」の追加などが代表例。また、再録されたすべてのアーティファクト・クリーチャーにクリーチャー・タイプが追加された。その一覧は#クリーチャー・タイプに変更のあったもの一覧を参照のこと。
第8版に続き投票企画「第9版を選ぼう」が行われ、25種類のカードの再録が確定した。
第8版に引き続き、ブースターパックのボックスには1箱に1枚、大判のボックス・トッパー・カードが入っている。どの言語のボックスでも英語版。全13種類。
- エキスパンション・シンボルが第8版と数字以外同じなのでちょっと紛らわしい。よく見ると第8版とはアンコモンの色が微妙に違う。
- 第9版よりロシア語版が発売された。「その言語で最初に印刷された版」であるため、ロシア語の第9版は黒枠である。
- 日本語版は第9版から注釈文のフォントのサイズが小さくなっている。
- 白枠で発売された最後のセットである。第10版はマジック生誕15周年記念として黒枠で発売され、それ以降も黒枠で発売されることとなった(参考)。これによって、ロシア語版には白枠のカードは今後登場しないことになるだろう。
- 本セットのカードは前述の通りロシア語版を除いて白枠であるが、Gathererに掲載されているカード画像は英語版であるにも関わらず黒枠になっている。
収録カード
- 対抗色も含む10種類全てのペインランドが再録され話題を呼んだ。他にも、今後のトーナメントシーンの多色化傾向を視野に入れた調整がなされている。
- ただし真鍮の都/City of Brassが落ちたため、5色土地については当セットでの収録はゼロとなった。なお第10版以降では5色土地そのものは収録されていないものの、任意の基本土地をライブラリーから戦場に出す土地である広漠なる変幻地/Terramorphic Expanseが収録されている。
- 基本セット恒例の色対策カードには、野火/Flashfiresと沸き立つ海/Boiling Seas、悪意の眼差し/Baleful Stareと萎縮の凝視/Withering Gazeなど、効果も対になるものが採用されている。
関連商品
スターターセット
第9版の入門セットは、33枚の構築済みデッキ2種類、14枚入りの拡張パック(封入カードは固定)、プレミアム・カード版セラの天使/Serra Angel、紙製のライフカウンター付きプレイマット、その他マニュアルで構成される。英語版ではMagic OnlineのCD-ROMとクレジットが付属したバージョンも発売された。
詳細は、第9版スターターセットを参照のこと。
ファットパック
基本セットとしては初めてファットパックが発売された(英語版のみ)。他のエキスパンションのものとは異なる構成となっている。詳細はコチラ(英語)。
- カードケース×2
- カードディバイダー(仕切り板)×6
- ミニポスター×1
- サイコロ型ライフカウンター×1
- 40枚入り土地カードパック×1
- プレイガイド×1
- オーバーサイズカード×1
- ブースターパック×6
テーマデッキ
- 正義の軍/Army of Justice (白)
- 遥か高み/Lofty Heights (青)
- 再びの死/Dead Again (黒)
- 世界炎上/World Aflame (赤)
- 強化生物/Custom Creatures (緑)
パッケージイラスト
- セラの天使/Serra Angel(スターターセット)
- セラの天使/Serra Angel
- マハモティ・ジン/Mahamoti Djinn
- 地獄の番人/Hell's Caretaker
- ラースのドラゴン/Rathi Dragon
- エルフのチャンピオン/Elvish Champion
クリーチャー・タイプに変更のあったもの一覧
主な開発スタッフ
- デザイン・チーム - Aaron Forsythe、Brian Schneider (参考)
- デベロップ・チーム - Aaron Forsythe、Brian Schneider、Matt Place、Elaine Chase、Henry Stern (参考)