芽吹く生命の行進/March of Burgeoning Life

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2022年3月16日 (水) 02:02時点におけるAtom (トーク | 投稿記録)による版
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March of Burgeoning Life / 芽吹く生命の行進 (X)(緑)
インスタント

この呪文を唱えるための追加コストとして、あなたはあなたの手札にある望む枚数の緑のカードを追放してもよい。この呪文を唱えるためのコストは、これにより追放されたカード1枚につき(2)少なくなる。
マナ総量がXより小さいクリーチャー1体を対象とする。あなたのライブラリーからそのクリーチャーと同じ名前を持つクリーチャー・カード1枚を探し、タップ状態で戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す。


の行進はクリーチャーカードサーチ。ただしタップインかつ戦場に存在するクリーチャー限定。

挙動としてはが違うもののクローン/Cloneに近く、ミラーマッチで無ければ対戦相手のクリーチャーを利用して自分も同じものを出すことはできない。一方でインスタントであり、ブロッカーは増やせないが奇襲的にETB能力誘発させ、疑似的な速攻の付与も可能。ハンド・アドバンテージを失うことにはなるが、追加コストを利用すれば一時的なマナ加速で出たクリーチャーから更に追い打ちをかけることもできるし、後半には不用となるマナ基盤を安定させる為のカードや小型クリーチャーを利用して、ファッティ軽いコストで増産、浮かせたマナで更に追撃したり、反撃に対応する余地を残せる。

難点はなんといっても既に盤面にあるクリーチャーしか持ってこれないところ。小型クリーチャーを増やしても旨みが少ないし、エンドカード級を増やしてもオーバーキルであまり意味が無い。中堅クリーチャーを多数採用し、確実にアドバンテージを確保していくミッドレンジ戦術向けの呪文と言える。登場時点のスタンダードには緑で合致しそうなデッキは見当たらないが、今後の環境次第では構築で見かけることになるかもしれない。

リミテッドでは同じレアが2枚以上出てくることは稀で、対戦相手を利用したとしてもコモンアンコモンを出すのが関の山。前述の奇襲性自体はリミテッドと相性がよいが、腐る心配もあってメインデッキ向きではない。

  • 何らかの手段でマナ・コストを支払うことなく唱える場合、Xの適正な選択は0のみである。追加コストとして手札のカードを追放することは選べるが、追放してもXの値が変化することはない。
  • 分裂の亜種としては珍しく、トークンを対象とすることができる。コピートークンなど、同名のカードが存在するトークンに対して有効。さらに永遠で生成されたコピートークンのように「マナコストを持たない」コピートークンであれば何でもX=1で対象にできる。
  • 日本語版カードには「マナ総量がXより小さい」であるべきところが「マナ総量がX以下」になってしまっている誤訳がある[1]

関連カード

サイクル

神河:輝ける世界の行進サイクルマナ・コストに(X)を含むインスタントで、追加コストとして追放した手札の同カード1枚につき(2)軽くなる。稀少度レア

参考

  1. 『神河:輝ける世界』一部カードにおけるテキスト訂正のお知らせとお詫び(マジック日本公式サイト 2022年2月10日)
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