大群退治/Vanquish the Horde
提供:MTG Wiki
白が得意とする全体除去のバリエーションの一つ。8マナと非常に重いが、かつてのイニストラードの冒涜の行動/Blasphemous Act同様、戦場に存在するクリーチャーの数だけコストが低下する。
登場時のスタンダードには、リセットカードとして分割払いが可能なドゥームスカール/Doomskarが存在することを考えると、4から5体程度は並んだ状況で狙いたい。エシカの戦車/Esika's Chariotを採用する緑単アグロ、クリーチャーが横に並びやすい白単アグロが存在するため、対抗策としては悪くない。反面、ラクドス・ミッドレンジやグルール狼男といった中型~大型のクリーチャーが並ぶデッキに対しては効率が悪くなりやすく、汎用性において見劣り気味。どちらかというとサイドボードから前述のデッキ対策として投入される。
自分のクリーチャーもカウントする。質で押されている状況であれば、自軍ごと纏めて消し飛ばしてしまうのも有効。
リミテッドでは腐乱・ゾンビや人間などのトークンが並びやすく、数で圧倒される状況を覆しやすいリセットボタン。白には降霊が存在するため、自分を巻き込んでもリカバリーが効きやすい点も魅力。
- 背景設定上、オドリック/Odricは異界月の時期に吸血鬼/Vampire化したはずであるが、イラストには吸血鬼らしい特徴は見受けられない。同セットの堕落した司教、ジェレン/Jerren, Corrupted Bishopと同様、過去の時系列を描いたカードと思われる。