溜め込む親玉/Hoarding Broodlord
提供:MTG Wiki
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
召集
飛行
溜め込む親玉が戦場に出たとき、あなたのライブラリーからカード1枚を探し、裏向きに追放する。その後、ライブラリーを切り直す。そのカードが追放され続けているかぎり、あなたはそれをプレイしてもよい。
あなたが追放領域から唱える呪文は召集を持つ。
召集を持ち、戦場に出たとき悪魔の教示者/Demonic Tutor相当のサーチを行うドラゴン。ただしサーチしたカードは手札より安全な追放領域に隠してしまう。さらに追放領域から唱える呪文にも召集を与える。
ルーン傷の悪魔/Rune-Scarred Demonの系譜である、万能サーチ能力持ちの飛行ファッティ。マナ・コスト自体は重くなっているが、召集を持つので展開力のあるデッキならばマナ加速や踏み倒しがなくても唱えやすくなっている。
サーチしたカードは自身の能力で召集を持つため、次のターンまで生き残ってさえいれば重いカードも容易に唱えることができる。また、これ自身も召集要員になるため、(黒)で唱えられるカードならば即座に使用可能である。切り崩し/Cut Down等の汎用性の高いカードのほか、不死なる悪意/Undying Malice系のカードをサーチすることで擬似的な除去耐性を付与することも可能。
他の方法で追放領域から唱える呪文にも召集を付与できる。親玉自体が重いので他のカードへの召集付与を主目的に使うのはやや難しいが、衝動的ドローなどをサーチした際のマナ効率を良くできる。黒のカードでは豪華の王、ゴンティ/Gonti, Lord of Luxuryなどの追放領域を介して相手のカードを奪うものとシナジーがある。
リミテッドではカード・アドバンテージを失わない大型フライヤーであるためボムレアと言える。機械兵団の進軍は1パックから複数のレアが出現することも多く(→変則的な稀少度)、サーチ先にも困らない。
- 蛇のような特徴的な頭部(イラスト)から、タルキール/Tarkirのシルムガル氏族/The Silumgar clanのドラゴンだと思われる。
ルール
- あなたは、裏向きで追放したカードをいつでも見ることができる(CR:406.3)。
- 溜めこむ親玉が戦場から離れた後も、あなたは追放されたカードを見てもよくプレイしてもよい。
- カードをプレイするタイミングは通常のルールの許諾や制限に従う。コストも支払う必要がある。
- 他のプレイヤーが溜め込む親玉のコントロールを奪っても、追放されたカードを見たりプレイする権利があるのはあなただけである。