片目のガース/Garth One-Eye
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伝説のクリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
(T):《解呪/Disenchant》《知識の噴出/Braingeyser》、《恐怖/Terror》、《シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon》、《新たな芽吹き/Regrowth》、《ブラック・ロータス/Black Lotus》の中からまだ選ばれていないカード名1つを選ぶ。その選ばれた名前のカードのコピーを生成する。あなたはそのコピーを唱えてもよい。(コストは支払う必要がある。)
5/5マジック:ザ・ギャザリング初のペーパーバック小説「アリーナ/Arena」のキャラクターが伝説のクリーチャーとして登場。マジック初版に収められたカードの中から有名な6つの呪文を唱えることができる伝説の人間・ウィザード。
選ばれたカードは解呪/Disenchant、知識の噴出/Braingeyser、恐怖/Terror、シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon、新たな芽吹き/Regrowth、ブラック・ロータス/Black Lotusの6枚。
アンタップさせる手段を行使しない場合、1ターンに1枚カードを唱えられることになる。ブラック・ロータスをシヴ山のドラゴンや知識の噴出を唱えたり能力を使ったりする補助にできると心強い。
明滅やバウンスからの出し直しを行えるなら、ブラック・ロータスを連打して上記2枚を更に強化できる可能性もある。
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- 知識の噴出とブラック・ロータスはこのカードによって正式な日本語訳が与えられた。
- 初期デザインでは、City in a Bottleなどのように「ライブラリーの一番上がリミテッド・エディションで印刷された名前の土地なら戦場に出し、呪文ならマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい」という起動型能力を持つカードだった。
[編集] ルール
- このカード専用のルール項(CR:707.13、制定時は706.13)が新たに制定された。
- 各カードの実物を実際に所持している必要はない。
- 各カードのコピーはオラクルに準拠した特性を持つ。
- あなたはカード名1つを選び、それを唱えないことを選んでもよい。ただし、その後は選択済みのカード名は選べない。
- カードのコピーは解決中に呪文を唱えることになる。マナ・コストなどのコストは通常通り支払う必要がある。
- カードのコピーはゲームの外部に生成され、そこからスタックへ移動する。
- シヴ山のドラゴンとブラック・ロータスは、解決されればパーマネント・トークンとして戦場に出る。生成しているわけではないので倍増の季節/Doubling Season等があっても倍増しない。
- すべてのカード名を選んでしまったら、能力の解決時に何も起きない。
- 片目のガースが戦場を離れてもう一度戻ってくるなど新しいオブジェクトになったなら、選択していたカード名は「リセット」される。
[編集] ストーリー
片目のガース/Garth One-Eyeは、ドミナリア/Dominariaの人間/Human(イラスト)。
エスターク/Estarkにて、オール・タール/Oor-tael家のガーリン/Galinとして誕生する。闘技場の大師であるクスマン/Kuthumanの命令によってオール・タール家は滅ぼされ子供だったガーリンも片目を失ったが、何とか街から逃げ延び二十年の間放浪生活を送る。
強大な魔道士として成長したガーリンは名前をガースと変え、エスタークへ帰還すると闘技場で戦ってクスマンに挑戦する権利を得る。一族の仇へと復讐を遂げる勝利の瞬間、ガースのプレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Sparkが点灯した。
[編集] 登場作品・登場記事
- アリーナ/Arena
- 『モダンホライゾン2』の伝説たち 再来編/The Returning Legends of Modern Horizons 2(Feature 2021年6月10日 Ethan Fleischer著)
[編集] 参考
- Garth One-Eye(Daily MTG 2021年5月25日)
- カード個別評価:モダンホライゾン2 - 神話レア