残響の力線/Leyline of Resonance

提供:MTG Wiki

2024年11月14日 (木) 11:37時点におけるブラー (トーク | 投稿記録)による版
(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
移動: 案内, 検索

Leyline of Resonance / 残響の力線 (2)(赤)(赤)
エンチャント

残響の力線があなたのゲーム開始時の手札にあるなら、これが戦場に出ている状態でゲームを開始してもよい。
あなたが、あなたがコントロールしているクリーチャー1体だけを対象としていて、インスタントやソーサリーである呪文1つを唱えるたび、その呪文をコピーする。そのコピーの新しい対象を選んでもよい。


ダスクモーン:戦慄の館力線インスタントソーサリーコピー。ただし自分のクリーチャー1体だけを対象にした呪文限定。

基本的には単体強化をコピーしていく形になるのだが、登場時のスタンダードには心火の英雄/Heartfire Heroを軸とした赤単アグログルール・アグロという非常に相性の良いデッキが存在。元々高速でビートダウンを可能とするデッキだったのが、これの登場で最速で2ターンキルが可能なまでに強化された。力線の例に漏れず初手に来る確率を上げるために採用する場合は必ず4枚積みされる。2枚以上引いた場合はコピーの回数を更に増やすことが可能なため、複数枚引いてしまっても問題無し。一方でやはり初期手札以外で引いた場合は無駄札に等しいため、上述のデッキでも採用しない型が環境に混在している。

この手のコンボパーツとして強力なカードの例に漏れず、基本的には自由に相方を設定できる構築向けの存在。リミテッドでもコンバット・トリックを中心にピックしているなら機能しない訳ではないが、そもそもインスタントやソーサリーを中心にしたピック自体がクリーチャー同士の殴り合いが主体であるリミテッドにおいてはリスキー。コピーできる呪文が限定されているとあれば尚更である。

[編集] 禁止指定

本来の改定時期ではない日本時間2024年10月23日付けで、MTGアリーナにおけるスタンダードBO1において禁止カードに指定される。また、アルケミーについてもBO1、BO3共に再調整が入るまで一時停止措置となった[1]

BO1における残響の力線デッキはマリガンや最初のドローで勝利できる手札でなかった場合投了するか、あるいは最初の数ターンで勝利するかのどちらかになってしまう。これはサイドボードによる対策が無いBO1環境において対戦相手に介入の余地が無い対戦を作り出し、MTGアリーナが考える「通常の遊び方」から逸脱していると考えられた。

[編集] 再調整

ファウンデーションズ導入と同時の2024年11月12日(日本時間13日)に一時停止措置が解除されると共に再調整された[2]


MTGアリーナ専用カード

Leyline of Resonance / 残響の力線 (2)(赤)(赤)
エンチャント

残響の力線があなたのゲーム開始時の手札にあるなら、これが戦場に出ている状態でゲームを開始してもよい。
あなたが、あなたがコントロールしているクリーチャー1体だけを対象としていて、インスタントやソーサリーである呪文1つを唱えるたび、(1)を支払ってもよい。そうしたなら、その呪文をコピーする。そのコピーの新しい対象を選んでもよい。


軽量コンバット・トリックを使ったアグロを弱体化させるため、巨怪の怒り/Monstrous Rageの禁止と共に、心火の英雄/Heartfire Heroと同時に再調整された。エキサイティングで多様性を持ったカードでありつつもアグロ向けの爆発力を失わせるよう調整された。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

ダスクモーン:戦慄の館力線サイクルゲーム開始時の手札にあると直接戦場に出せるエンチャント稀少度レア

[編集] 参考

  1. MTG Arena Banned and Restricted Announcement – October 22, 2024/2024年10月22日 MTGアリーナ禁止制限告知(Daily MTG 2024年10月22日)
  2. MTG Arena Announcements – November 11, 2024(Daily MTG 2024年11月11日)
MOBILE