荒らされた地下室+解剖室/Defiled Crypt+Cadaver Lab
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エンチャント — 部屋(Room)
1枚以上のカードがあなたの墓地を離れるたび、黒の2/2のホラー(Horror)・クリーチャー・エンチャント・トークン1体を生成する。この能力は、毎ターン1回しか誘発しない。
(どちらの半分でも唱えることができる。そのドアは戦場で開放される。閉鎖されているドアのマナ・コストを支払って、それを開放してもよい。これはソーサリーとして扱う。)
エンチャント — 部屋(Room)
あなたがこのドアを開放したとき、あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とする。それをあなたの手札に戻す。
(どちらの半分でも唱えることができる。そのドアは戦場で開放される。閉鎖されているドアのマナ・コストを支払って、それを開放してもよい。これはソーサリーとして扱う。)
荒らされた地下室/Defiled Cryptは自分の墓地からカードが離れると、1ターンに1回だけホラー・クリーチャー・エンチャント・トークンを生成。離れた先は参照しないので、対戦相手の墓地対策カードによる追放に対する受動的な対策としての使い方以外にも、回収やリアニメイトと組み合わせて能動的に戦力を増やすことも出来る。出来ればインスタント・タイミングで誘発させる手段も使えると、対戦相手のターンにも生成が出来るようになり効率が向上する。生成されるのがクリーチャー・エンチャントということで、違和感の達成も可能。
解剖室/Cadaver Labはクリーチャー・カードの回収。カード・タイプは異なるがマナ・コストも含めて死者再生/Raise Deadと同等であり、荒らされた地下室の開放も任意で行えるようになるので単独で見ると上位互換となる。実際には開放を条件とした誘発型能力のため、誘発型能力だけを妨害する効果には弱い。もちろん、これによる回収も荒らされた地下室の誘発条件を満たし、回収と同時に2/2を戦場に残すことが可能。
リミテッドでは墓地が増えやすい環境もあり、回収の評価が構築よりも上がる。5マナと比較的軽いコストで両方を開放できるため、1マナ重くなったオマケつきのグレイブディガー/Gravediggerのようにも運用できる。トークン込みで単独で3回違和感を誘発させられる点も強力。荒らされた地下室の誘発条件を満たせるコモンは復活した崇拝者/Resurrected Cultistや緑のその名を言え/Say Its Name程度だが、(赤以外の)各色のアンコモンには条件を満たせるものがいくつもあるため、デッキ構成を強く歪めずともトークンの生成はある程度期待できるか。特に青の無限への恐怖/Fear of Infinityとの相性の良さは目を見張るものがある。
- 同系統の回収カードは死者再生/Raise Deadを参照。
[編集] 参考
- トークン・カード(マジック米国公式サイト日本語版 カードイメージギャラリー)
- カード個別評価:ダスクモーン:戦慄の館 - アンコモン