多色
提供:MTG Wiki
多色は複数の色に関するルール用語。あるいは複数の色に関する俗的な表現のこと。インベイジョン・ブロック、ラヴニカ・ブロック、シャドウムーア・ブロック、アラーラの断片ブロックのテーマとされている。以下では、多色についてルール用語と俗的表現に分けて解説する。
ルール用語としての多色
多色/Multicoloredとは、オブジェクトが複数の色を持っていることを示す用語(→CR:105.2b参照)。
- プレイヤーが何らかの理由で色を選ぶ場合に、多色は選択できない。多色は色ではない。(→CR:105.4参照)
- 多色であるカードはマナ・コストに2つ以上の色を含む(ただし例外もある。ギルド渡りの急使/Transguild Courier参照)。
- 多色カードのピンラインや内枠の色は基本的に金色で印刷されているが、そうでなくても多色であることがある(例:分割カードや混成カード。→CR:202.2c参照)。
- 多色はマジックにおける色5種類(白、青、黒、赤、緑)の組み合わせで合計26種ある(→詳細は色の組み合わせ参照)。
俗的表現としての多色
多色という言葉は、ルール用語とは別に、俗に「複数の色に関連する」といった意味合いで用いられている。ルール用語は「多色/Multicolored」が正式であるが、俗的表現としては他に「Multicolor」「Multi-color」「マルチカラー」などとも表記・呼称される。
- 複数の色で構成されたデッキやコンボなどを「多色デッキ」「多色コンボ」などという(→多色デッキ参照)
- 複数の色を出す土地を「多色地形」という(→多色地形参照)
- カードの背景が金色であることから「金」「ゴールド」「Gold」とも呼ばれる(→金参照)
- 多色が推奨されたり、支配的である環境を「多色環境」。デッキや環境に多色が増えることを「デッキや環境の多色化」と表現することもある。
参考
色 | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
単色 | 白 - 青 - 黒 - 赤 - 緑 | ||||||||
多色 (金) |
| ||||||||
アン・ゲーム専用 | ピンク - 金 - 目の色 | ||||||||
色の関係 | 色の組み合わせ - 友好色 - 対抗色 - カラーパイ - 色の役割 | ||||||||
関連項目 | 無色 - 有色 - 単色カード - 多色カード - 色指標 - 固有色 - デッキカラー |