アラーラへの侵攻/Invasion of Alara

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2023年5月20日 (土) 11:02時点における126.0.63.120 (トーク) - whois による版
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Invasion of Alara / アラーラへの侵攻 (白)(青)(黒)(赤)(緑)
バトル — 包囲戦(Siege)

アラーラへの侵攻が戦場に出たとき、あなたのライブラリーの一番上から、マナ総量が4以下であり土地でないカード2枚が追放されるまで1枚ずつ追放していく。あなたはそれらのカード2枚のうち1枚を、そのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。その中の1枚をあなたの手札に加える。その後、これにより追放されてそれらでないカードを、あなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。

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Awaken the Maelstrom / 大渦の目覚め
ソーサリー

大渦の目覚めはすべての色である。
プレイヤー1人を対象とし、対戦相手1人がコントロールしているパーマネント1つを対象とする。その前者のプレイヤーはカード2枚を引く。あなたはあなたの手札にあるアーティファクト・カード1枚を戦場に出してもよい。あなたがコントロールしているパーマネント1つのコピーであるトークン1つを生成する。あなたがコントロールしているクリーチャー1体か2体か3体に、+1/+1カウンター3個を割り振って置く。その後者のパーマネントを破壊する。


アラーラ/Alaraがテーマのバトルから変身する両面カード第1面続唱を思わせる踏み倒しとハンド・アドバンテージETBに持つ包囲戦第2面は5つの効果の盛り合わせのソーサリー

5色色拘束と最大級の守備値を抱える分、両面ともにアドバンテージの塊といえる効果スタンダードドメイン・コントロールにおいてはランプ役として先置ゼンディカーへの侵攻/Invasion of Zendikar装飾庭園を踏み歩くもの/Topiary Stomperがおり、多色土地基盤が極めて豊富であるため、非常に唱えやすい環境が整っている。この二人は高い攻撃力を持つ警戒クリーチャーなので、アラーラへの侵攻を倒す役割を期待することもできる。守備値が非常に高く、倒すのに苦労するが、偉大なる統一者、アトラクサ/Atraxa, Grand Unifier手札に加えて次のターンに展開後、即座にアトラクサで倒すという動きが取れる点では相性が良い。同一の攻撃力を持つエターリでも近い動きができる。守備値への対策としては他に無力化/Render Inertを入れるのも腐りにくい他、モダン以下の環境においては吸血鬼の呪詛術士/Vampire Hexmageとの組み合わせも視野に入る。

第一面は極めて優秀な踏み倒し効果。必ず2択を取れる点と追放したカードはデッキに戻せる点がこの手の踏み倒しとしては極めて優れたポイント。よほど運に見放されていない限りは何かしらはアドバンテージを得ることができるようになっている。集団失踪/Depopulateをはじめとする4マナ全体除去も唱えられるので、有利を拡大するのにも逆転の1手にも使える非常に優秀な能力である。なにを唱えても強いが、強いていうなら上述の装飾庭園を踏み歩くもの等、ステータス高めのクリーチャーを場に出せれば第二面にスムーズにつなげられる。

第二面は、5つの効果処理を行うアドバンテージ源。ソーサリーなので、各種のソーサリーをコピーできる呪文と併用できれば爆発的なアドバンテージを獲得できる。 処理を整理すると

いずれかのプレイヤーはカードを2枚ドローする。
いずれかの対戦相手のパーマネントを1つ破壊する。
この呪文を唱えたプレイヤーは手札からアーティファクトを1枚出す。
この呪文を唱えたプレイヤーのパーマネントのコピーを生成する。
この呪文を唱えたプレイヤーのクリーチャーに、+1/+1カウンター3個を割り振って置く。

の5つ。このうち最後の2つの能力は、バトルを倒したタイミングで何らかのパーマネントコントロールしていないと恩恵が得られないため注意が必要。最も、高い防御値を持つこのカードを倒せている時点である程度コントロールが確立している可能性が高いので、処理の対象が全くいないという状況は珍しいだろう。5つの能力のうち、アーティファクトを手札から出す能力のみ前提条件があり、比較的腐りやすいものの、他の4つの能力だけで十分に黒字なので無視してしまってもそこまで大きな損失にはならない。


参考

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