ヒストロドン/Hystrodon

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[[緑]]の[[泥棒カササギ/Thieving Magpie]]と言える[[中堅クリーチャー]][[引く|ドロー]]操作はあまり得意でない緑だが、[[クリーチャー]]に依存したドローサポートや、[[誘発型能力]]のドローは得意であるため、この[[カード]]もその中の1枚であるのだろう。
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[[緑]]の[[泥棒カササギ/Thieving Magpie]]と言える[[中堅クリーチャー]]。後の[[オーランのバイパー/Ohran Viper]]などにつながる、緑の[[カード]][[引く]][[サボタージュ能力]]持ち[[クリーチャー]]の先駆けである。
  
[[泥棒カササギ/Thieving Magpie]]と違い、[[回避能力]][[トランプル]]であるあたり、非常に緑らしい。[[変異]][[コスト]]も3[[マナ]]と、安価で扱いやすい。
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泥棒カササギと違い、[[回避能力]]の代わりに[[トランプル]]を持っているあたり、非常に緑らしい。[[変異]][[コスト]]も3[[マナ]]と、安価で扱いやすい。
  
*[[オンスロート]]における[[ビースト]]の強化もあり、強力なカードだったため一時期非常に値が張ったものの、使われずじまいで終わった悲しいカード。
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[[オンスロート・ブロック]]期の[[スタンダード]]および[[オンスロート・ブロック構築]]では、[[ビースト (デッキ)|ビーストデッキ]]で用いられた。
*「トロ丼」と称されることもある。これは、ヒストロドンの後ろ4文字と食べ物のトロ丼をかけたものである。
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*[[摘出/Extract]]などと同じように、登場当初は非常に値が張った。
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*「ヒストロ丼」や「トロ丼」と称されることがある。
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*[[イクサラン]]での[[恐竜]]復活の際の[[オラクル]]更新で、先史時代的な雰囲気を持ち恐竜的命名のクリーチャーとして変更の候補に選ばれたものの、既存の恐竜と見た目が異なるという理由で見送られた<ref>[https://web.archive.org/web/20221104052543/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/ixalan-update-bulletin-2017-09-28 Ixalan Update Bulletin(Internet Archive)](News 2017年9月28日)</ref>。
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==関連カード==
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[[対戦相手]]に[[ダメージ]]を[[与える|与えた]]ときカードを引ける緑のカード。青の亜種は[[知恵の蛇/Ophidian]]参照。
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特に記述がない限り、[[誘発条件]]は[[戦闘ダメージ]]限定。ドローは強制。[[マナ・コスト]]は[[シングルシンボル]]。<!--登場順に並べる-->
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===クリーチャー===
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*[[菌類のシャンブラー/Fungal Shambler]] - トランプルを持つ[[緑青黒]]の[[多色]]クリーチャー。ダメージの種類を問わない。ドローと[[手札破壊]]を行う。7マナ6/4。([[アポカリプス]])
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*[[清められし者、せし郎/Seshiro the Anointed]] - [[伝説のクリーチャー]]。[[あなた]]の[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]する[[蛇]]がダメージを与えたときドロー。ドローは任意。他の蛇を強化する能力も持つ。[[ダブルシンボル]]6マナ3/4。([[神河物語]])
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*[[光り眼のネフィリム/Glint-Eye Nephilim]] - [[青黒赤緑]]の多色クリーチャー。与えたダメージの点数分ドロー。[[パンプアップ]]能力を持つ。4マナ2/2。([[ギルドパクト]])
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*[[オーランのバイパー/Ohran Viper]] - [[バジリスク能力]]を持つ。ドローは任意。ダブルシンボル3マナ1/3。([[コールドスナップ]])
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*[[冷淡なセルキー/Cold-Eyed Selkie]] - [[島]][[土地渡り|渡り]]を持つ[[緑青]]の[[混成マナ・シンボル|混成]]クリーチャー。与えた戦闘ダメージの点数分ドロー。ドローは任意。ダブルシンボル3マナ1/1。([[イーブンタイド]])
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*[[ヴィダルケンの異端者/Vedalken Heretic]] - 緑青の多色クリーチャー。ダメージの種類を問わない。ドローは任意。2マナ1/1。([[アラーラ再誕]])
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*[[トレストの密偵長、エドリック/Edric, Spymaster of Trest]] - 緑青の伝説のクリーチャー。[[多人数戦]]に対応した能力を持つ。ドローは任意。3マナ2/2。([[統率者 (カードセット)|統率者]])
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*[[ラムホルトの古老/Lambholt Elder|銀皮の狼男/Silverpelt Werewolf]] - [[両面カード]]。[[変身]]している場合のみ。[[第1面]]は3マナ1/2。[[第2面]]は4/5。([[闇の隆盛]])
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*[[グドゥルの嫌悪者/Abomination of Gudul]] - [[変異]]と[[飛行]]を持つ緑青黒の多色クリーチャー。ドローの後1枚[[捨てる]]。([[タルキール覇王譚]])
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===クリーチャー以外、または類似の能力を持つカード===
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*[[鋭い感覚/Keen Sense]] - クリーチャーにドロー能力を与える[[オーラ]]。ダメージの種類を問わない。ドローは任意。1マナ。([[次元の混乱]])
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**[[第六感/Sixth Sense]] - ドロー[[誘発]]が戦闘ダメージに限られた鋭い感覚。1マナ。([[アモンケット]])
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*[[蛇の陰影/Snake Umbra]] - クリーチャーに+1/+1[[修整]]とドロー能力を与える[[族霊鎧]]オーラ。ダメージの種類を問わない。ドローは任意。3マナ。([[エルドラージ覚醒]])
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*[[狩人の眼識/Hunter's Insight]] - [[インスタント]]。この[[ターン]]、[[対象]]のクリーチャーがいずれかのプレイヤーか[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]に戦闘ダメージを与えるたび、その点数分ドロー。3マナ。([[基本セット2012]])
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*[[狩りの仕込み/Bred for the Hunt]] - 緑青の[[エンチャント]]。[[+1/+1カウンター]]が置かれているあなたのクリーチャーが[[プレイヤー]]に戦闘ダメージを与えたとき任意でドロー。3マナ。([[ドラゴンの迷路]])
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*[[戦士の教訓/Warriors' Lesson]] - インスタント。対象の最大2体までのクリーチャーは[[ターン終了時まで]]ドロー能力を得る。1マナ。([[テーロス]])
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*[[狩人の勇気/Hunter's Prowess]] - [[ソーサリー]]。対象のクリーチャー1体はターン終了時まで+3/+3の修整を受け、トランプルとダメージの点数分ドローする能力を得る。5マナ。([[神々の軍勢]])
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*[[ヴァレロンの管理人/Valeron Wardens]] - [[高名]]2。あなたのコントロールするクリーチャーが高名になった時ドロー。3マナ1/3。([[マジック・オリジン]])
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*[[悪戦+苦闘/Driven+Despair]] - [[余波]]ソーサリーの上半分。ターン終了時まで、あなたのクリーチャー全体にトランプルとドロー能力を付与。2マナ。([[破滅の刻]])
  
 
==参考==
 
==参考==
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<references />
 
*[[カード個別評価:オンスロート]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:オンスロート]] - [[レア]]
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__NOTOC__
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[[Category:俗称のあるカード|ひすとろとん]]

2022年12月18日 (日) 22:27時点における最新版


Hystrodon / ヒストロドン (4)(緑)
クリーチャー — ビースト(Beast)

トランプル
ヒストロドンがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたはカードを1枚引いてもよい。
変異(1)(緑)(緑)(あなたはこのカードを、(3)で2/2クリーチャーとして裏向きに唱えてもよい。これの変異コストで、これをいつでも表向きにしてもよい。)

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泥棒カササギ/Thieving Magpieと言える中堅クリーチャー。後のオーランのバイパー/Ohran Viperなどにつながる、緑のカード引くサボタージュ能力持ちクリーチャーの先駆けである。

泥棒カササギと違い、回避能力の代わりにトランプルを持っているあたり、非常に緑らしい。変異コストも3マナと、安価で扱いやすい。

オンスロート・ブロック期のスタンダードおよびオンスロート・ブロック構築では、ビーストデッキで用いられた。

  • 摘出/Extractなどと同じように、登場当初は非常に値が張った。
  • 「ヒストロ丼」や「トロ丼」と称されることがある。
  • イクサランでの恐竜復活の際のオラクル更新で、先史時代的な雰囲気を持ち恐竜的命名のクリーチャーとして変更の候補に選ばれたものの、既存の恐竜と見た目が異なるという理由で見送られた[1]

[編集] 関連カード

対戦相手ダメージ与えたときカードを引ける緑のカード。青の亜種は知恵の蛇/Ophidian参照。

特に記述がない限り、誘発条件戦闘ダメージ限定。ドローは強制。マナ・コストシングルシンボル

[編集] クリーチャー

[編集] クリーチャー以外、または類似の能力を持つカード

[編集] 参考

  1. Ixalan Update Bulletin(Internet Archive)(News 2017年9月28日)
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