世界のるつぼ/Crucible of Worlds

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第2回「[[カードを作るのは君だ!]]」で作られた[[アーティファクト]]。[[破壊]]されたり[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げたり]]した[[土地]]を再利用することができる。
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第2回「[[カードを作るのは君だ!]]」で作られた[[アーティファクト]]。[[墓地]][[土地]][[カード]]を[[プレイ]]できる。
  
[[ミラディン]]で初登場したときには、[[死の雲/Death Cloud]]使用後の[[リカバリー]]などに用いられた。この[[シナジー]]を最大限に利用したのが[[るつぼクラウド]]である。
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[[土地破壊]][[デッキ]]への[[サイドボード]]候補となる他、自ら[[死の雲/Death Cloud]]などを[[唱える|唱えて]]失った[[リソース]]を回収することもできる(→[[るつぼクラウド]])。[[フェッチランド]]は勿論、[[回顧]]や[[発掘]]などで[[墓地]]に落ちた[[土地]]を再利用するのもよい。特にフェッチランドは[[ライブラリー圧縮]]の観点でも好[[シナジー]]。
  
[[土地破壊]]デッキへの[[サイドボード]]候補となるほか、[[広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse]]などの生け贄に捧げることで効果を発揮する[[土地]]と相性が良い。[[ヴィンテージ]]では[[不毛の大地/Wasteland]]や[[露天鉱床/Strip Mine]]との[[シナジー]]が非常に強力で、特に[[Mishra's Workshop]][[暗黒の儀式]]から高速で[[セット]]されると目も当てられないことになる。
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[[ヴィンテージ]]では[[不毛の大地/Wasteland]]や[[露天鉱床/Strip Mine]]との[[シナジー]]が非常に強力で、特に[[Mishra's Workshop]]などから高速で設置されると目も当てられないことになる。この[[ロック]]状態は[[スタックス]]における勝利パターンの1つにもなっている。
  
*他の[[ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will|この手のカード]]とは違い、墓地に置かれた土地カードが[[ゲームから取り除く|ゲームから取り除かれ]]たりはしない。
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*「土地カードをプレイする」ことを認めるだけである。墓地にある土地カードの[[起動型能力]]([[マナ能力]]や[[サイクリング]]など)を[[起動]]することは認めない。
*[[Fastbond]]+[[Zuran Orb]]でお手軽[[無限]]ライフ・[[無限マナ]]。
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*プレイできる[[領域]]を増やすだけで、プレイする権利を増やす効果は無い。
*[[第10版を選ぼう]]第6週に登場。同じくカードを作るのは君だ!出身の[[忘れられた古霊/Forgotten Ancient]]を下し、[[第10版]]に再録された。
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*[[ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will]]などの墓地のカードの再プレイを許可する他のカードとは違い、[[墓地]]に置かれた土地カードが[[追放]]されることはない。
*このカードは、「土地カードを[[プレイ]]する」ことを認めるだけである。
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*[[Fastbond]]+[[ズアーの宝珠/Zuran Orb]]でお手軽[[無限ライフ]][[無限マナ]]。
[[墓地]]にある土地カードの[[起動型能力]][[サイクリング]]など)を[[プレイ]]することは認めない。
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*[[第10版を選ぼう]]第6週に登場。同じく「カードを作るのは君だ!」出身の[[忘れられた古霊/Forgotten Ancient]]を下し、[[第10版]]に[[再録]]された。
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==関連カード==
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*[[ラムナプの採掘者/Ramunap Excavator]] - (2)(緑)同様の能力を持った[[クリーチャー]]。([[破滅の刻]]
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*[[墓場波、ムルドローサ/Muldrotha, the Gravetide]] - (3)(青)(黒)(緑)[[伝説のクリーチャー]]。土地に限らず[[パーマネント]]・カード全般を墓地からプレイできるが、1つのカード・タイプにつき1ターンに1枚ずつだけ。([[ドミナリア]]
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**[[セラの模範/Serra Paragon]] - (2)(白)(白)[[マナ総量]]3以下限定になったが、それが戦場を離れると追放して2点回復するムルドローサ。タイプ関係なく1ターンに1枚ずつだけ。([[団結のドミナリア]])
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*[[古の緑守り/Ancient Greenwarden]] - (4)(緑)(緑)同様の能力を持ったクリーチャー。さらに[[上陸]]の[[誘発]]回数が1回増える。([[ゼンディカーの夜明け]])
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*[[霧氷杖、カルドリング/Kaldring, the Rimestaff]] - (1)(青)(黒)[[伝説のアーティファクト]]の[[常在型能力]]でなく[[タップ能力]]。土地に限らず[[氷雪パーマネント]]1枚をプレイできるが、[[タップイン]]する。([[カルドハイム]])
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*[[砂の造物師、ハゼゾン/Hazezon, Shaper of Sand]] - (赤)(緑)(白)[[砂漠]]限定の世界のるつぼ能力を持った伝説のクリーチャー。砂漠を出すたび1/1[[トークン]]を2体[[生成]]。([[団結のドミナリア統率者デッキ]])
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*[[自然の力、ティタニア/Titania, Nature's Force]] - (4)(緑)(緑)[[森]]限定の世界のるつぼ能力を持った伝説のクリーチャー。森を出すたび5/3トークンを生成。([[兄弟戦争統率者デッキ]])
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*[[常緑のビヒモス/Perennial Behemoth]] - (5)同様の能力を持った[[アーティファクト・クリーチャー]]。[[蘇生]](緑)(緑)。([[兄弟戦争]])
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*[[這い回る大群王、ザスク/Zask, Skittering Swarmlord]] - (3)(緑)(緑)同様の能力を持った伝説のクリーチャー。さらに[[昆虫]]でもプレイできる。([[ジャンプスタート2022]])
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*[[世界の導管/Conduit of Worlds]] - (2)(緑)(緑)同様の能力を持ったアーティファクト。この[[ターン]]他の[[呪文]]を[[唱える]]権利を放棄することで墓地のパーマネントを唱えられる[[タップ能力]]を持つ。([[ファイレクシア:完全なる統一]])
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その他、土地以外の墓地の呪文を唱えられる類のものは[[ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will]]か[[瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage]]の項を参照。
  
 
==参考==
 
==参考==
*[[カード個別評価:ミラディンブロック]]
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*[https://web.archive.org/web/20170704223241/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/crucible-worlds-2009-11-19 Crucible of Worlds(Internet Archive)] (Arcana 2009年11月19日 [[Wizards of the Coast]]著)
*[[カード個別評価:10版(10th)]]
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*[[カード個別評価:フィフス・ドーン]] - [[レア]]
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*[[カード個別評価:基本セット2019]] - [[神話レア]]
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*[[カード個別評価:第10版]] - [[レア]]
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*[[カード個別評価:ダブルマスターズ2022]] - [[神話レア]]
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*[[カード個別評価:Fallout統率者デッキ]] - [[レア]]([[Fallout統率者デッキ#ブースター・ファン|Vault Boyボーダーレス版カード]])
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*[[Kaladesh Inventions]]

2024年3月10日 (日) 01:53時点における最新版


Crucible of Worlds / 世界のるつぼ (3)
アーティファクト

あなたは、あなたの墓地から土地をプレイしてもよい。


第2回「カードを作るのは君だ!」で作られたアーティファクト墓地土地カードプレイできる。

土地破壊デッキへのサイドボード候補となる他、自ら死の雲/Death Cloudなどを唱えて失ったリソースを回収することもできる(→るつぼクラウド)。フェッチランドは勿論、回顧発掘などで墓地に落ちた土地を再利用するのもよい。特にフェッチランドはライブラリー圧縮の観点でも好シナジー

ヴィンテージでは不毛の大地/Wasteland露天鉱床/Strip Mineとのシナジーが非常に強力で、特にMishra's Workshopなどから高速で設置されると目も当てられないことになる。このロック状態はスタックスにおける勝利パターンの1つにもなっている。

[編集] 関連カード

その他、土地以外の墓地の呪文を唱えられる類のものはヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will瞬唱の魔道士/Snapcaster Mageの項を参照。

[編集] 参考

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