凶暴な殴打/Savage Punch

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[[捕食/Prey Upon]]の亜種である[[格闘]][[呪文]]。[[獰猛]]条件達成時には[[P/T]][[修整]]のボーナスが付く。
 
[[捕食/Prey Upon]]の亜種である[[格闘]][[呪文]]。[[獰猛]]条件達成時には[[P/T]][[修整]]のボーナスが付く。
  
捕食同様、[[緑]][[単色]]の[[カード]]としては貴重な[[除去]]としての役割を果たせるカード。修整のおかげで[[大型クリーチャー]]を排除しやすくなったので、[[サイズ]]がほぼ拮抗している膠着状態の打破に使いやすくなった。[[コモン]]なので特に[[リミテッド]]で重宝する。
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捕食同様、貴重な[[緑]][[単色]]の[[除去]]としての役割を果たせる[[カード]]。修整のおかげで[[大型クリーチャー]]を排除しやすくなったので、[[サイズ]]がほぼ拮抗している膠着状態の打破に使いやすくなった上、これで[[ブロッカー]]を排せればその修整値も[[クロック]]に加わって二度おいしい。[[コモン]]なので特に[[リミテッド]]での獰猛[[ビートダウン]]戦術における[[基柱カード]]の役割を果たす。
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*獰猛達成時の[[効果]]は後に登場した[[野性の本能/Wild Instincts]]と同等。
  
 
==イラスト==
 
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[[人間]]が素手で[[熊]]を殴り飛ばすというインパクトのある{{Gatherer|id=386652}}が印象的。[[R&D]]内でも[[絵|イラスト]]の評判は良く、7月26日(現地時間)のコミコン・インターナショナルでいち早く公開される運びとなった<ref>[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/mm/prose-and-khans-part-2-2014-09-22 Prose and Khans, Part 2]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0011213/ カン否両論 その2]([[Daily MTG]]、Making Magic、文:[[Mark Rosewater]]、訳:[[米村薫]])</ref><ref>[http://www.youtube.com/watch?v=8S3_oYCnBak Magic panel at San Diego Comic Con 2014!](YouTube、34:35~)</ref>。
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[[人間/Human]]が素手で[[熊]]を殴り飛ばすというインパクトのある{{Gatherer|id=388266}}が印象的。[[R&D]]内でも[[絵|イラスト]]の評判は良く、[[タルキール覇王譚]]発売前に行われたコミコン・インターナショナルでいち早く公開される運びとなった<ref>[https://magic.wizards.com/en/news/making-magic/prose-and-khans-part-2-2014-09-22 Prose and Khans, Part 2]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0011213/ カン否両論 その2]([[Daily MTG]]、Making Magic、文:[[Mark Rosewater]]、訳:[[米村薫]])</ref><ref>[https://www.youtube.com/watch?v=8S3_oYCnBak#t=34m35s Magic panel at San Diego Comic Con 2014!](YouTube)</ref>。
  
描かれている人物は[[スーラク/Surrak]]。彼はこの戦いに勝利したことで[[氏族/Clan]]内の地位を確立し、最終的に[[ティムール境/The Temur Frontier]]の[[カン/Khan]]([[ティムール境/The Temur Frontier#龍爪/The Dragonclaw|龍爪/The Dragonclaw]])となった。後に彼は、この熊の形見を身に纏うこととなる({{Gatherer|id=386681}})。
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描かれている人物は[[スーラク/Surrak]]。彼はこの戦いに勝利したことで[[氏族/Clan]]内の地位を確立し、最終的に[[ティムール境/The Temur Frontier]]の[[カン/Khan]]([[ティムール境/The Temur Frontier#龍爪/The Dragonclaw|龍爪/The Dragonclaw]])となった。後に彼は、この熊の形見を身に纏うこととなる({{Gatherer|id=388295}})。
  
 
*コモンでありながら壁紙にもなっている。
 
*コモンでありながら壁紙にもなっている。
*[[Penny Arcade Expo|PAX PRIME2014]]では、この熊のイラストを用いた[[トークン・カード]]作成イベントが行われた。イベント参加者の熊を殴るポーズを撮影し、その写真をスーラクの代わりに印刷するという趣向である<ref>[http://mtg-jp.com/reading/honobono/0011210/ シアトルのマジック事情を調査せよ!(後編)](mtg-jp.com、マアヤのマジックほのぼの日記、文:[[格内麻也子]])</ref>。
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*[[Penny Arcade Expo|PAX PRIME2014]]では、この熊のイラストを用いた[[トークン・カード]]作成イベントが行われた。スーラクの代わりにイベント参加者が熊を殴(るポーズを取)り、撮影した写真を印刷するという趣向である<ref>[https://mtg-jp.com/reading/honobono/0011210/ シアトルのマジック事情を調査せよ!(後編)](mtg-jp.com、マアヤのマジックほのぼの日記、文:[[格内麻也子]])</ref>。
 
*時間線が変わると、[[ドラゴン|龍]]を殴り飛ばす事になる([[勇壮な対決/Epic Confrontation]])。
 
*時間線が変わると、[[ドラゴン|龍]]を殴り飛ばす事になる([[勇壮な対決/Epic Confrontation]])。
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==関連カード==
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格闘を行う緑の[[ソーサリー]]全般については[[捕食/Prey Upon]]を参照のこと。
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*[[勇壮な対決/Epic Confrontation]] - 改変後の歴史。常に修整が得られるが、修整値は+1/+2。([[タルキール龍紀伝]])
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*[[本当に世紀のパンチ/Really Epic Punch]] - [[アン・カード]]版。([[Unstable]])
  
 
==脚注==
 
==脚注==
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*[http://magic.wizards.com/en/articles/wallpapers 壁紙]([[Daily MTG]])
 
*[http://magic.wizards.com/en/articles/wallpapers 壁紙]([[Daily MTG]])
 
*[[カード個別評価:タルキール覇王譚]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:タルキール覇王譚]] - [[コモン]]
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*[[カード個別評価:ジャンプスタート2022]] - [[コモン]]
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2022年12月23日 (金) 21:34時点における最新版


Savage Punch / 凶暴な殴打 (1)(緑)
ソーサリー

あなたがコントロールするクリーチャー1体とあなたがコントロールしていないクリーチャー1体を対象とする。その前者はその後者と格闘を行う。
獰猛 ― あなたがパワーが4以上のクリーチャーをコントロールしているなら、格闘を行う前に、ターン終了時までその前者は+2/+2の修整を受ける。


捕食/Prey Uponの亜種である格闘呪文獰猛条件達成時にはP/T修整のボーナスが付く。

捕食同様、貴重な単色除去としての役割を果たせるカード。修整のおかげで大型クリーチャーを排除しやすくなったので、サイズがほぼ拮抗している膠着状態の打破に使いやすくなった上、これでブロッカーを排せればその修整値もクロックに加わって二度おいしい。コモンなので特にリミテッドでの獰猛ビートダウン戦術における基柱カードの役割を果たす。

[編集] イラスト

人間/Humanが素手でを殴り飛ばすというインパクトのあるイラストが印象的。R&D内でもイラストの評判は良く、タルキール覇王譚発売前に行われたコミコン・インターナショナルでいち早く公開される運びとなった[1][2]

描かれている人物はスーラク/Surrak。彼はこの戦いに勝利したことで氏族/Clan内の地位を確立し、最終的にティムール境/The Temur Frontierカン/Khan龍爪/The Dragonclaw)となった。後に彼は、この熊の形見を身に纏うこととなる(イラスト)。

  • コモンでありながら壁紙にもなっている。
  • PAX PRIME2014では、この熊のイラストを用いたトークン・カード作成イベントが行われた。スーラクの代わりにイベント参加者が熊を殴(るポーズを取)り、撮影した写真を印刷するという趣向である[3]
  • 時間線が変わると、を殴り飛ばす事になる(勇壮な対決/Epic Confrontation)。

[編集] 関連カード

格闘を行う緑のソーサリー全般については捕食/Prey Uponを参照のこと。

[編集] 脚注

  1. Prose and Khans, Part 2/カン否両論 その2Daily MTG、Making Magic、文:Mark Rosewater、訳:米村薫
  2. Magic panel at San Diego Comic Con 2014!(YouTube)
  3. シアトルのマジック事情を調査せよ!(後編)(mtg-jp.com、マアヤのマジックほのぼの日記、文:格内麻也子

[編集] 参考

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