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'''数'''/''Number''は、[[マジック]]の[[ゲーム]]では、[[銀枠]]を除けば整数しか用いない。分数を選んだり、分数点の[[ダメージ]]を与えたりすることはできない。
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[[マジック:ザ・ギャザリング]]の[[ゲーム]]では、'''数'''/''Number''に関するいくつかの[[ルール]]がある。
  
[[ライブラリー]]の[[カード]]の枚数、[[戦場]]の[[パーマネント]]の数、クリーチャーの[[パワー]]や[[タフネス]]の大きさ、[[ライフ]]や与えるダメージの点数といった数値には上限はない。
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==解説==
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[[アン・ゲーム]]を除き、数は整数しか用いない。
  
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===足し算、引き算、掛け算===
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一部の[[カード]]の[[能力]]には数を「'''足す'''/''plus''」あるいは加える({{WHISPER検索/カードテキスト|plus}})ものや、「'''引く'''/''minus''」あるいは少なくする({{WHISPER検索/カードテキスト|minus}})ものがある。
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*日本語だと同じ字だが、[[ライブラリー]]からカードを「[[引く]]/Draw」とは別。
  
==数の一覧==
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あるいは数を「'''2倍'''/''twice''」({{WHISPER検索/カードテキスト|2倍}})、まれに「'''3倍'''/''triple''; ''three times''」({{WHISPER検索/カードテキスト|3倍}})にすることも。
  
{| class="wikitable"
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それとは別に「'''[[倍にする]]'''」という[[キーワード処理]]には、専用のルールがある。
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|1||非銀枠においてもっとも小さなタフネス||
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===分数や小数===
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分数や小数を選んだり、分数や小数分の[[ダメージ]]を与えたりすることはできない。
|2||もっとも多くプレイされるフォーマットにおける[[プレイヤー]]の数||
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一部のカードの能力には数を「'''半分'''/''half''」にしたり「'''3分の1'''/''a third''」にしたりするものがあるが、そういった場合には'''切り上げ'''/''rounded up''({{WHISPER検索/カードテキスト|切り上げ}})か'''切り捨て'''/''rounded down''({{WHISPER検索/カードテキスト|切り捨て}})かが明記されている([[無慈悲なる天使、アンヤ/Anya, Merciless Angel]]のような例外もある)。
|5||マジックの[[]]の数||
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===負の数===
|13||非銀枠においてもっとも大きなパワー||
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負の数を0として扱う場合が存在する。計算や比較を行う場合には、そのまま負の値を用いる。
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|14||非銀枠においてもっとも大きなタフネス||
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[[効果]]の結果を定める計算の結果が負の数になった場合、その効果が以下のいずれにも該当しないならば、0として扱う。
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#[[プレイヤー]]の[[ライフ総量]]を[[倍にする]]か、特定の値にする効果。
|16||非銀枠においてもっとも大きなマナ・コスト||
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#クリーチャーの[[パワー]]や[[タフネス]]を倍にする[[修整]]([[種類別]]第7c種)か、特定の値にする効果(第7b種)。
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|20||最初のライフの値||
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===望む数と上限===
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[[ライブラリー]]のカードの枚数、[[戦場]]の[[パーマネント]]の数、[[クリーチャー]]の[[パワー]]や[[タフネス]]の大きさ、[[ライフ]]や与えるダメージの点数といった数値には上限はない。
|40||[[リミテッド]]における[[メインデッキ]]枚数の下限||
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'''望む数'''/''any number''を指定することが求められた場合、通常は0以上の任意の整数を指定できる。ただし、1つ以上の[[対象]]の[[オブジェクト]]やプレイヤーにダメージや[[カウンター (目印)|カウンター]]等を分配したり[[割り振る]]場合は、それぞれに1つ以上を割り振らなければならないため、実質的に対象の数はカウンターの数が上限となる({{CR|601.2d}})。
|60||[[構築]]におけるデッキ枚数の下限||
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==旧ルール==
|200||現在oracle中にて使われているテキストに登場するもっとも大きな数||
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*[[2017年]]7月8日付けの[[破滅の刻]]発売に伴う[[総合ルール]]更新までは、パワーやタフネスに変更を加えたりする効果([[カメレオンの巨像/Chameleon Colossus]]や[[死の影/Death's Shadow]])も負の数を扱う効果とされていた。
|-
+
*[[2019年]]7月12日付けの[[基本セット2020]]発売に伴う総合ルール更新までは、対象にダメージやカウンターを割り振る場合、望む数の対象とされていた場合も対象の数は1以上を選ばなければならなかったが、変更後は0を選んで割り振りをしなくても良くなった。
|1,000,000||もっとも大きなマナ・コスト||
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|}
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==その他==
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*[[イニストラード/Innistrad]]を舞台とする[[セット]]群([[イニストラード・ブロック]]、[[イニストラードを覆う影ブロック]]、[[イニストラード:真夜中の狩り]]、[[イニストラード:真紅の契り]])では忌み数である13をフィーチャーしたカードが作られている。([http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?sort=set&text=13+%7C%7C+%EF%BC%91%EF%BC%93 13でテキスト検索])
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*アン・ゲームでは分数([[1/2]])、無理数([[パイ投げ/Just Desserts]])、[[無限#アン・ゲームにおける無限|∞]]([[Mox Lotus]]、[[無限の精霊/Infinity Elemental]])も数として用いられる。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[ルーリング]]
 
*[[ルーリング]]
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*[[無限]]
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2022年12月21日 (水) 17:55時点における最新版

マジック:ザ・ギャザリングゲームでは、/Numberに関するいくつかのルールがある。

目次

[編集] 解説

アン・ゲームを除き、数は整数しか用いない。

[編集] 足し算、引き算、掛け算

一部のカード能力には数を「足す/plus」あるいは加える(「plus」でテキスト検索)ものや、「引く/minus」あるいは少なくする(「minus」でテキスト検索)ものがある。

あるいは数を「2倍/twice」(「2倍」でテキスト検索)、まれに「3倍/triple; three times」(「3倍」でテキスト検索)にすることも。

それとは別に「倍にする」というキーワード処理には、専用のルールがある。

[編集] 分数や小数

分数や小数を選んだり、分数や小数分のダメージを与えたりすることはできない。

一部のカードの能力には数を「半分/half」にしたり「3分の1/a third」にしたりするものがあるが、そういった場合には切り上げ/rounded up「切り上げ」でテキスト検索)か切り捨て/rounded down「切り捨て」でテキスト検索)かが明記されている(無慈悲なる天使、アンヤ/Anya, Merciless Angelのような例外もある)。

[編集] 負の数

負の数を0として扱う場合が存在する。計算や比較を行う場合には、そのまま負の値を用いる。

効果の結果を定める計算の結果が負の数になった場合、その効果が以下のいずれにも該当しないならば、0として扱う。

  1. プレイヤーライフ総量倍にするか、特定の値にする効果。
  2. クリーチャーのパワータフネスを倍にする修整種類別第7c種)か、特定の値にする効果(第7b種)。

[編集] 望む数と上限

ライブラリーのカードの枚数、戦場パーマネントの数、クリーチャーパワータフネスの大きさ、ライフや与えるダメージの点数といった数値には上限はない。

望む数/any numberを指定することが求められた場合、通常は0以上の任意の整数を指定できる。ただし、1つ以上の対象オブジェクトやプレイヤーにダメージやカウンター等を分配したり割り振る場合は、それぞれに1つ以上を割り振らなければならないため、実質的に対象の数はカウンターの数が上限となる(CR:601.2d)。

[編集] 旧ルール

[編集] その他

[編集] 参考

引用:総合ルール 20231117.0

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