消散

提供:MTG Wiki

2009年7月28日 (火) 10:37時点におけるGariu (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索
消散/Fading
種別 常在型能力誘発型能力
登場セット ネメシス
CR CR:702.32

消散/Fadingは、ネメシスで登場したキーワード能力。これを持つパーマネント戦場に出る際に機能する常在型能力置換効果)と、コントローラーアップキープ・ステップ開始時に誘発する誘発型能力からなるペナルティ能力


Blastoderm / ブラストダーム (2)(緑)(緑)
クリーチャー — ビースト(Beast)

被覆(このクリーチャーは呪文や能力の対象にならない。)
消散3(このクリーチャーは、その上に消散(fade)カウンターが3個置かれた状態で戦場に出る。あなたのアップキープの開始時に、それから消散カウンターを1個取り除く。できない場合、それを生け贄に捧げる。)

5/5

定義

消散 N/Fading Nは以下の2つの能力を意味する。

解説

消散を持つパーマネントは寿命が存在することになる。消散を持つカードはその寿命と引き換えに、消散を持たないカードより強く設定されている。また、消散カウンター起動コストとする起動型能力を持つカードもある。

次元の混乱では、これに似た機能のキーワード能力の消失が登場した。消失との機能の違いは消失#消散との相違点を参照のこと。

ルール

  • 消失と違い、「消散カウンターがなくなったときに生け贄」ではないので注意。
  • 消散カウンターがあるにもかかわらず、生け贄に捧げるという選択をすることはできない。

その他

  • 消散を持つカードは人気があったカードが結構多く、ブラストダーム/Blastodermはじける子嚢/Saproling Burstパララクスの波/Parallax Waveからみつく鉄線/Tangle Wireが有名。
  • 消散の「時間制限」は大したデメリットではないが、濃霧/Fogなどの「時間稼ぎ」カードに弱いというデメリットが発生してしまう。通常は問題にならない方法が有効になるのが面白いところ。
  • 消散があるということは「耐えればそのうちいなくなる」ということでもある。つまり、「どうせ放っておけば死ぬクリーチャーにわざわざカード1枚使って対処しない」という選択を取らせることにもなる。
  • 時のらせんで復活させる予定であったが、待機と非常に似ている、待機と用いるカウンターが異なる、「カウンターが置かれた状態で戦場に出る」メカニズムが2つあるのは混乱を招く、といった問題があったため、消散は次元の混乱に移され、最終的に消散のリメイク版である「消散2.0」こと消失が登場することとなった(→Utter Chaos参照)。

参考

引用:総合ルール 20231117.0

MOBILE