深海の破滅、ジャイルーダ/Gyruda, Doom of Depths

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Gyruda, Doom of Depths / 深海の破滅、ジャイルーダ (4)(青/黒)(青/黒)
伝説のクリーチャー — デーモン(Demon) クラーケン(Kraken)

相棒 ― あなたの開始時のデッキに、マナ総量が偶数のカードのみが入っていること。(このカードがあなたの選んだ相棒であるなら、ソーサリーとして(3)を支払うことでゲームの外部からそれをあなたの手札に加えてもよい。)
深海の破滅、ジャイルーダが戦場に出たとき、各プレイヤーはそれぞれカードを4枚切削する。その切削されたカードの中から、マナ総量が偶数のクリーチャー・カード1枚をあなたのコントロール下で戦場に出す。

6/6

青黒混成伝説のデーモンクラーケンデッキカード点数で見たマナ・コストがすべて偶数なら相棒にできる。

サイクル中最も重い6マナであり、マナカーブの概念に真っ向から逆らう相棒の条件も軽視できるものではない。しかしながら2マナのマナ加速要員を多用するランプ系のデッキであれば、無理なく相棒条件を満たしつつ、(当時のルールでは)このカードを4ターン目に唱えることも可能だった。6/6のサイズを持ち、ETB能力により高確率でクリーチャー1体を追加できるため、唱えられれば強力と言える。

特にメインデッキに入れた2枚目以降のジャイルーダか、コピー能力や明滅能力を持つクリーチャーを当てればETB能力を再び使うことができ、これらのクリーチャーを大量に採用することでチェイン・コンボが可能となる。灯の分身/Spark Double騙り者、逆嶋/Sakashima the Impostorならレジェンド・ルールを回避することもできる。

2枚目以降のジャイルーダと永遠の大釜/The Cauldron of Eternityの2番目の効果で、ライブラリーが4枚以下ならレジェンド・ルールを逆手にとった無限ライブラリー破壊が可能となる。

登場直後より、様々なフォーマットでこれを相棒に据えたコンボデッキが開発されており、ジャイルーダ・コンボと総称される。特にレガシーでは、ライオンの瞳のダイアモンド/Lion's Eye Diamondなどのマナ加速を駆使して1ターンキルすることも可能だった。しかし他の相棒カードと同じく、相棒自体のルールが変更されたため大幅な弱体化を余儀なくされた。

ルール

相棒の条件

戦場に出たときの能力

関連カード

サイクル

イコリア:巨獣の棲処相棒クリーチャーサイクル混成カード伝説のクリーチャーで、それぞれ異なる条件の相棒能力を持つ。稀少度レア

ストーリー

ジャイルーダ/Gyrudaイコリア/Ikoriaに棲む、悪魔的なクラーケンの怪物(イラスト)。

物資補給のため港町に立ち寄ったビビアン/Vivienは、船乗りたちが交易船を喰らうクラーケンについて話しているのを聞いた。彼女は調査のための船を出してもらおうとしたが、話に乗ってくれる船長は見つけられなかった[3]

ゴジラシリーズ・カード

ゴジラシリーズ・カード版は鎌爪の未来怪獣、ガイガン/Gigan, Cyberclaw Terrorイラスト)。

脚注

  1. Magic OnlineのTwitter2020年4月19日)
  2. Magic OnlineのTwitter2020年4月23日)
  3. The Ikoria: Lair of Behemoths Story on Cards(Feature 2020年4月3日 Wizards of the Coast著)

参考

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