火炎放射/Cone of Flame

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
1行: 1行:
 
{{#card:Cone of Flame}}
 
{{#card:Cone of Flame}}
  
3つの[[対象]]に1点・2点・3点の合計6点[[ダメージ]]を撃つ[[火力]][[呪文]]。
+
3つの[[対象]]に1点・2点・3点の合計6点[[ダメージ]]を撃つ[[火力]][[呪文]]。[[#亜種|円錐カード]]の祖。
  
 
5[[マナ]]で6ダメージなので[[X火力]]よりは効率がよい。[[小型クリーチャー]]に使えば最大で1対3の交換ができるため、[[カード・アドバンテージ]]が稼ぎやすい。
 
5[[マナ]]で6ダメージなので[[X火力]]よりは効率がよい。[[小型クリーチャー]]に使えば最大で1対3の交換ができるため、[[カード・アドバンテージ]]が稼ぎやすい。
12行: 12行:
 
**[[多人数戦]]なら3人以上の[[プレイヤー]]がいるため、さらに条件は軽くなる。
 
**[[多人数戦]]なら3人以上の[[プレイヤー]]がいるため、さらに条件は軽くなる。
 
*5マナの[[ソーサリー]]、3つの対象、合計6点ダメージと[[降り注ぐ塊炭/Shower of Coals]]と類似する。また、[[発火/Pyrotechnics]]と比べると、そちらは融通が効く代わりに合計4点と威力が低くなっている。
 
*5マナの[[ソーサリー]]、3つの対象、合計6点ダメージと[[降り注ぐ塊炭/Shower of Coals]]と類似する。また、[[発火/Pyrotechnics]]と比べると、そちらは融通が効く代わりに合計4点と威力が低くなっている。
*これに似た[[カード]][[+1/+1カウンター]]をばら撒く[[増え続ける成長/Incremental Growth]][[-1/-1カウンター]]をばら撒く[[増え続ける荒廃/Incremental Blight]]がある。[[獣性の脅威/Bestial Menace]][[マナ・コスト]]などの類似点が見られる。
+
*[[カード名]]と性能通りの[[イラスト]]が特徴的で、円錐状に広がる炎(Cone of Flane)に3人が焼かれている。[[ウェザーライト]]版の{{Gatherer|id=4541}}の方が焼かれる度合いの違う3者がはっきりと描かれていてより分かりやすいが、[[第10版]]版の{{Gatherer|id=130535}}も炎の中を良く見ると3人の人影が見える。
*カード性能通りの[[イラスト]]が特徴的。[[ウェザーライト]]版の{{Gatherer|id=4541}}のほうがよりわかりやすいが、[[第10版]]版の{{Gatherer|id=130535}}も炎の中を良く見ると3人の人影が見える。
+
 
 +
==関連カード==
 +
===亜種===
 +
火炎放射/'''Cone of''' Flameを元祖とするのんびりと続いている円錐(cone)カード・シリーズがある<ref>[http://archive.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/cardoftheday/1009 Card of the Day - 2009年10月29日]</ref>。
 +
 
 +
1と2と3の数字に関係する何らかの効果を生み出す。ほとんどは[[マナ・コスト]]が3CCの[[ソーサリー]]。開発時の仮称は「Cone of …」のものが多い。
 +
*[[増え続ける成長/Incremental Growth]] - [[+1/+1カウンター]]をばら撒く[[緑]]カード([[ローウィン]])
 +
*[[増え続ける荒廃/Incremental Blight]] - [[-1/-1カウンター]]をばら撒く[[]]カード([[シャドウムーア]])
 +
*[[獣性の脅威/Bestial Menace]] - 異なる3種類のクリーチャー・[[トークン]]を出す緑カード([[ワールドウェイク]])
 +
*[[火想者の予見/Firemind's Foresight]] - 3枚の[[インスタント]]を[[サーチ]]する7マナの[[青赤]]インスタント([[ラヴニカへの回帰]])
 +
 
 +
[[ゼンディカー]]の[[探索カウンター#探索カウンターを使用するカード|探索エンチャント]]開発中の没案には円錐版探索が存在した<ref>[http://archive.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/ld/58 Places to Go and Things to Do]</ref>。
 +
 
 +
[[Erik Lauer]]は円錐カードのファンで、開発に関わったセットに毎回、円錐の亜種を提案している<ref>[http://archive.wizards.com/Magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/ld/221 Spell Check]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/ld/004013/ 呪文の検査]</ref>。
 +
 
 +
==脚注==
 +
<references />
  
 
==参考==
 
==参考==
19行: 35行:
 
*[[カード個別評価:基本セット2015]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:基本セット2015]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:第10版]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:第10版]] - [[アンコモン]]
 +
__NOTOC__

2014年9月19日 (金) 12:26時点における版


Cone of Flame / 火炎放射 (3)(赤)(赤)
ソーサリー

クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。火炎放射はそれに1点のダメージを与える。別のクリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。火炎放射はそれに2点のダメージを与える。さらに別のクリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。火炎放射はそれに3点のダメージを与える。


3つの対象に1点・2点・3点の合計6点ダメージを撃つ火力呪文円錐カードの祖。

5マナで6ダメージなのでX火力よりは効率がよい。小型クリーチャーに使えば最大で1対3の交換ができるため、カード・アドバンテージが稼ぎやすい。

しかし対象の数やダメージ点数の融通が効かないのが泣き所。合計はともかく最大ダメージは3点止まりであるため、中型以上のクリーチャー対戦相手プレインズウォーカー焼く際には、少々威力不足を感じることが多い。

構築では扱いにくさと重さから敬遠されがちであるが、リミテッドでは優秀。1枚で一気に均衡を崩すことも珍しくない。

関連カード

亜種

火炎放射/Cone of Flameを元祖とするのんびりと続いている円錐(cone)カード・シリーズがある[1]

1と2と3の数字に関係する何らかの効果を生み出す。ほとんどはマナ・コストが3CCのソーサリー。開発時の仮称は「Cone of …」のものが多い。

ゼンディカー探索エンチャント開発中の没案には円錐版探索が存在した[2]

Erik Lauerは円錐カードのファンで、開発に関わったセットに毎回、円錐の亜種を提案している[3]

脚注

  1. Card of the Day - 2009年10月29日
  2. Places to Go and Things to Do
  3. Spell Check/呪文の検査

参考

MOBILE