粗石の魔道士/Trinket Mage

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*[[統率者戦]]においてもよく採用される。同[[フォーマット]]における必須カードに近い存在である[[太陽の指輪/Sol Ring]]をサーチできる点が大きい。
 
*[[統率者戦]]においてもよく採用される。同[[フォーマット]]における必須カードに近い存在である[[太陽の指輪/Sol Ring]]をサーチできる点が大きい。
 
**[[巻物の君、あざみ/Azami, Lady of Scrolls]]や[[儀式の大魔導師、イナーラ/Inalla, Archmage Ritualist]]のようなウィザードを参照する[[統率者]]とは特筆すべき相性を誇る。
 
**[[巻物の君、あざみ/Azami, Lady of Scrolls]]や[[儀式の大魔導師、イナーラ/Inalla, Archmage Ritualist]]のようなウィザードを参照する[[統率者]]とは特筆すべき相性を誇る。
 
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*日本語[[カード名]]は[[誤訳]]の可能性がある。'''Trinket'''は「ささやかな装身具、ちゃちなアクセサリー」を指すが、'''粗石'''は(あまり使われないが)「大きい石ころ」ぐらいの意味。[[#関連カード]]との並びも考えると前者が適切。
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**Trinketは安いアクセサリーから転じてそれに付ける安い宝石も指すため、この意味を取って「粗石」を造語したのかもしれないが、前述のとおり既に存在する単語である。
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**[[開発部]]用語として「粗石文/Trinket Text」がある<ref>[https://magic.wizards.com/en/node/657631 開発部語辞典・増補版]([[Making Magic]] 2013年6月19日)</ref>が、こちらの訳も引きずられている。
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**[[小物作りの達人/Master Trinketeer]]や[[小物泥棒、チビボネ/Tinybones, Trinket Thief]]など、後のカードでは「小物」が[[テンプレート|定訳]]になったようだ。
 
==関連カード==
 
==関連カード==
 
いずれも[[カード名]]が''Tr-''で始まり、[[人間]]・[[ウィザード]]の[[クリーチャー・タイプ]]を持つ、青の3マナ2/2のクリーチャーである。
 
いずれも[[カード名]]が''Tr-''で始まり、[[人間]]・[[ウィザード]]の[[クリーチャー・タイプ]]を持つ、青の3マナ2/2のクリーチャーである。
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==参考==
 
==参考==
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<references />
 
*[[カード個別評価:ミラディンの傷跡]] / ミラディン陣営 - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:ミラディンの傷跡]] / ミラディン陣営 - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:フィフス・ドーン]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:フィフス・ドーン]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:時のらせんリマスター]] - 旧枠加工カード
 
*[[カード個別評価:時のらせんリマスター]] - 旧枠加工カード

2021年11月18日 (木) 21:10時点における版


Trinket Mage / 粗石の魔道士 (2)(青)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)

粗石の魔道士が戦場に出たとき、あなたは「あなたのライブラリーからマナ総量が1以下であるアーティファクト・カードを1枚探し、そのカードを公開し、あなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。

2/2

ETB能力ライブラリーからほぞカードを持ってくるクリーチャー

3マナ2/2の標準サイズを持ちつつカード・アドバンテージも稼げる。ほぞを多用するトイソルジャーのようなデッキはもちろん、アーティファクト・土地を含むコントロールデッキでもその汎用性が発揮される。単色土地をサーチできるのはうれしい。

フィフス・ドーンでの初出時は頭蓋骨絞め/Skullclamp(のちに禁止)や真髄の針/Pithing Needle仕組まれた爆薬/Engineered Explosivesといったほぞカードのサーチ手段として活躍。特に師範の占い独楽/Sensei's Divining Topとは抜群のシナジーを発揮し、複数枚デッキに入れたくないこのカードをサーチできるのみならず、ライブラリーを切り直す機会も得ることができる。相殺/Counterbalanceもあわせて、相殺コントロールではほぼ必須カードとして扱われていた。それ以外にもテゼレッター求道者テゼレット/Tezzeret the Seekerとともにアーティファクトサーチに活用された。

ミラディンの傷跡アンコモンに格上げされて再録。再録時のスタンダードでは、復讐蔦/Vengevine戦場に出すための0マナのアーティファクト・クリーチャー除去脆い彫像/Brittle Effigyマナ基盤永遠溢れの杯/Everflowing Chalice回復+ライブラリー修復の不死の霊薬/Elixir of Immortalityフィニッシャーキマイラ的大群/Chimeric Massなどをシルバーバレット的にサーチするユーティリティカードとして活躍している。

ヴィンテージでもBlack Lotusや各種Moxを持ってこられるうえ、標準サイズであるため、それなりに強力なサーチカードとして扱われる。

関連カード

いずれもカード名Tr-で始まり、人間ウィザードクリーチャー・タイプを持つ、青の3マナ2/2のクリーチャーである。

参考

  1. 開発部語辞典・増補版Making Magic 2013年6月19日)
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