荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossus
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Blightsteel Colossus / 荒廃鋼の巨像 (12)
アーティファクト クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) ゴーレム(Golem)
アーティファクト クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) ゴーレム(Golem)
トランプル、感染、破壊不能
荒廃鋼の巨像がいずれかの領域からいずれかの墓地に置かれる場合、代わりに荒廃鋼の巨像を公開し、それをオーナーのライブラリーに加えて切り直す。
感染を持ったダークスティールの巨像/Darksteel Colossus。感染持ちクリーチャーの中では最大のP/Tと最大のマナ・コストを持つ。
プレイヤーへの攻撃が通れば一撃で毒殺。ブロッカーがいてもトランプルがあるため軽く踏み潰すことができ、2回も攻撃すれば勝負が決まる。さすがに素出しするには重すぎ、また性質上リアニメイトもできないものの、何らかの方法でコストを踏み倒して出すだけの価値は十分にある(Tinker戦略)。
同じミラディンの傷跡ブロックにはカルドーサの鍛冶場主/Kuldotha Forgemasterがいる。スタンダードの青黒テゼレットで、6ターン目前後に戦場に飛び出して勝負を決めていた。また、カードプールが広がれば、軽量かつ実用的な踏み倒し手段が増える。例えばレガシーだとShow and Tell、スニークアタックなどの候補になり得るだろう。ただしフィニッシャー候補のライバルも同時に増えてしまうため、意外とこれらのデッキでは活用されていない。
荒廃鋼の巨像が真価を発揮するのは修繕/Tinkerを擁するヴィンテージである。環境柄クリーチャーが少なく、出してしまえばそのまま攻撃が素通りして文字通りの一撃必殺となることが多い。同じく修繕のサーチ候補である墨溜まりのリバイアサン/Inkwell Leviathanにはバウンスや追放などの耐性で劣るが、やはり一撃でゲームを終わらせられる点は大きく、現在では修繕からの最も代表的なフィニッシャーとしての地位を獲得しており、採用率も非常に高い。
- 狂乱病/Deliriumや反発/Backlashなどを喰らうとコントローラーが即死する(これらのダメージの発生源は対象となったクリーチャーである=感染が機能するため)。
- ダークスティールの巨像がファイレクシアの油/Phyrexian oilによって変化したクリーチャーだが、何故かイラストは巨像の方ではなく白金の帝像/Platinum Emperion(イラスト)と対になるように描かれている。
参考
- 壁紙(Daily MTG)
- カード個別評価:ミラディン包囲戦 / ファイレクシア陣営 - 神話レア