願い

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願い/Wishは、ジャッジメントに登場した、ゲームの外部からカードを持ってくることのできる、サーチ呪文サイクル。後に未来予知でも1枚再登場した。


Golden Wish / 黄金の願い (3)(白)(白)
ソーサリー

あなたは、ゲームの外部からあなたがオーナーであるアーティファクト・カード1枚かエンチャント・カード1枚を公開し、それをあなたの手札に加えてもよい。黄金の願いを追放する。


サイドボードを利用したシルバーバレット(通称ウィッシュボード)という画期的な戦略を可能とするシステムである。これによってサーチカードの最大の問題点である、メインデッキスロットを占有するという弱点や、シルバーバレットのパーツまたはサーチカードそのものが腐るという心配がなくなる。おかげで「特定の状況下で強烈に効くが、それ以外では全く役に立たない」という尖った対策カードが扱いやすくなり、強力なコンボデッキやシルバーバレット型コントロールデッキを生み出す要因となった。

ルール

  • これの効果は「探す」という行動ではないので、疑念の影/Shadow of Doubtで妨害される事はない。
  • 認定大会では、「外部のカード」とはサイドボードにあるカードのみである(マジック大会規定3.5節)。
    • 願いを使用するとゲーム中にサイドボードの枚数が減少することになる。サイドボードに関するルールの改定により、構築であっても同じマッチ内であるならサイドボードの枚数が減少していることに問題はなくなったが、次のマッチの開始時には元に戻す必要があるので、数え間違い等がないように注意。
  • 精神隷属器/Mindslaverなどによって対戦相手をコントロールしている状態でも、その対戦相手のサイドボードは見られないし、その対戦相手にサイドボードを見て選ばせることもできない。このルールは過去複数回変更されているので注意。
  • カジュアルプレイの場合、選択範囲は所有カードすべてであるが。認定大会同様にサイドボードのみとするハウスルールもメジャーである。
    • これはカードの法的な所有権を問わないマジックのゲーム中でそれを問題とする例外である。
    • 最悪ゲームから徹底的に永遠に除去領域は一応領域のためゲームの外部に含まれないので、ここにあるカードは持ってくることができない。

過去のルール

  • 基本セット2010以前は、ゲーム外領域(現在の追放領域)も外部であったため、そこからも選ぶことができた。そのためフラッシュバックを使ってしまった呪文や、剣を鍬に/Swords to Plowsharesを喰らい農場送りされたクリーチャーを願いで手札に戻すという行動も可能であった。
    • ゲーム外領域にある裏向きのカードは、自分がそれの表側を見ることができる場合にはそのカードの特性を参照することができるため、選ぶことができた。裏向きで自分が見ることができないカードは、特性を参照しない死せる願い/Death Wishでのみ選ぶことができた。
  • 他のプレイヤーをコントロールしている時にそのプレイヤーのサイドボードを見られるかどうかは過去2回変更されている。
    • 他のプレイヤーをコントロールしている状態でも、ゲーム中は自分のサイドボードしか見られないと規定されていたために、特定のカード・タイプを引き込む願いは使用不能であった。死せる願い/Death Wish特性を参照しないために使用させる事が出来たが、サイドボードの中身を見られないために、特定のカードでなく無作為に選択されたカードが手札に入る事となった。
    • その後ルールが変更され、そのプレイヤーのサイドボードを見たり、願いを唱えさせた上であなたが選んだカードを手札に加えさせることができるようになっていた。

該当カード

フレイバー・テキストは全て彼(女)は______を願ったが、______を願い損ねた。という形で統一されている。

ジャッジメント
未来予知

参考

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